榊原慎太郎の夏休みは勉強

学生は夏休みに入っている中、社会人も今週末から夏休みが始まるものと思われます。

長い人だと10日間くらいあるのかもしれませんが、この期間を有効に使いたいものです。


私はもう予定が決まっておりまして、9月に実施される会計事務所職員向けセミナーの準備をします。

税制改正について私が講師をやる予定になっているからです。


せっかくの休みが潰れてしまうという意味では残念ですが、これを機に私も仕事で必要な知識をインプットすることができますので、前向きに考えたいと思います。



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会計業界の8月は勉強

今日は私の地元で花火大会がありました。


その一方で、8月は税理士試験と公認会計士試験が行われます。

会計事務所で働く人は上記資格を目指す人が多いですが、彼らにとっては花火大会どころではなく最後の追い込みとなります。


というわけで、私たちの業界では受験しない人を除いてこの時期花火大会をはじめとしたイベントが話題になることはあまりありません。

私も受験生だった当時、花火大会のことなどやってることすら知りませんでした。

受験が終わって花火大会に行くことができるようになった今もそんなことを思い出します。


受験生の皆様におかれましては最後の追い込み、そして本番の試験頑張ってほしいと思います。



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なぜ勉強するのか

■なぜ勉強するのか


この問いに対して、色々な答えが考えられると思いますが、


■収入を増やすため

ということは言えるだろうと思います。


勉強すれば絶対に収入が増えるわけではありませんが、勉強しないで収入だけ増えるというのは基本的にないと思います。

先日、老後の資金として2千万円必要、といった報道がありましたが、その不安を解消するにはやはり勉強するのが一番なのではないでしょうか。


付け加えると、勉強をしないと勉強をしていたら得られていたであろう果実を失うという意味で、かえって損をすることになるのではないかと思います。



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仕事を辞めて勉強することのデメリット

昨日の記事では、資格取得等を目指すにあたって、環境が許すなら仕事を辞めて勉強に専念した方がいいと申し上げました。

■昨日の記事
働きながらの勉強はきつい

私自身がそれでうまくいったので強く勧めるわけですが、マイナス面もあるということをお伝えしたいと思います。


まず、仕事を辞めるということは、ステータスが「無職」ということになります。

一旦、社会人として働き始めたのに勉強のためとはいえ、そのキャリアが途絶えるのは思いのほか精神に影響を与えます。

私も最初のうちは平気でしたが、周りがフルタイムで働いている中で徐々に自尊心が失われていきました。

ですので、そう何年も浪人ではいられないと誰もが思うはずです。


もう一つは、もし断念することになった場合、次の就職が厳しくなるということです。

勉強していたことを評価してくれればいいですが、そうでない場合も多いと思います。


会社を辞めて勉強に専念するということは、自分を崖っぷちに追い込むということであり、ハイリスクとも言えるかもしれません。

それだけに、成功した暁には大きなリターンが手に入るということも言えると思います。



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働きながらの勉強はきつい

私は2008年に公認会計士になることを目指して勉強を始め、そして2011年に試験に合格しました。

勉強期間はぴったし3年です。


私は正社員として働いていた会社を辞め、ほぼ勉強に専念しました。

それが許される環境にあったことは幸運だったと言わなければなりません。


今は再びフルタイムの仕事に就いていますが、もし働きながら勉強しなければならなかったとしたら3年では済まなかったかもしれず、あるいは断念したかもしれません。


中には働きながら合格する猛者もおりますが、彼らの話を聞くととても真似できないと思ってしまいます。

それくらい働きながらの勉強は大変なのです。

環境が許すのなら、あえて大変な選択肢を選ぶことはお勧めしません。

専念した方が確実に多く勉強できます。


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