２つの石

どちらの石がきれいだと思いますか。



左は水晶で、パワーストーンの専門店にて購入したものです。

右は外に落ちていた砂利の中から拾ってきたものです。

私は左の方がきれいだと思いますが、だからといって全員がそうだと言い切ることはできません。

（いやっ、右の方がきれいだ）

という意見を持った方も中にはいるかもしれないのです。

２５歳くらまでの私は自分が正しいと思ったことが絶対であり、他の意見を認めることができない人間でした。

（右の方がきれいだなんてありえない）

かつての私はそんな態度でした。

それから時を経て、不遜な態度もやや薄らいできたようです。

（右の方がきれいということもありえるのではないか）

そういう見方ができるようになりました。

しかし、ついむきになって他人の意見に耳を貸さず、自分の意見を押し通すような真似をしてしまう可能性はあります。
そうならないように、自分への戒めとして私はこの２つの石を持ち歩くようにしています。

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雑談力を養いたい

『雑談力』

という言葉があるのかわからなかったので検索してみますと、どうやらあるようです。
こんな本も出版されていました。


雑談力―誰とでも無理なく話せる
（筆者は読んでいません）

おそらく私がこれからお話することと近い内容だと思われます。

雑談という行為は一見ムダなように見えます。

しかし、ムダではないどころか、より良いコミュニケーションを図るためには必須であると私は考えています。

例えば、営業でいきなり商談から入るのではなく、軽い雑談から入る方が打ち解けて話ができる場合があります。
売れている営業マンになると商談は最後の数分間のみで、あとは全部雑談ということさえもあるようです。

ただし、雑談といってもいろいろとあるわけで、何を話したらいいかわからないという方もあると思います。
そこで、雑談のネタとしてどんなものがいいか、考えてみることにしましょう。

最も手っ取り早いネタは新聞だと思います。

上の世代ほど新聞を情報源にしている傾向がありますから、特に管理職クラスを相手にする営業においては有効だと思います。

次に、自分自身の体験談は話として相手をひきつけやすいと考えられます。
というのも、あなた以外にネタ元がないからです。

旅行に行った話でも何でもいいと思います。
おいしい料理屋があったなら、そのお店を紹介したりとかするといいかもしれません。

そうやって話のネタを集めようと意識するようになると、なるべく正確な情報を提供しようという気持ちになり、お店の名前をメモっておいたり、外観を写真に収めたり等、それまでと行動も変わってくるという効果も現れます。
（お店の料理を写真に撮ってブログにアップする例をよく見かけますが、あれもある意味では話のネタと考えることができると思います）

少なくとも私は、旅行に出かける際は、後日他の人に話をすることを意識しています。
結果的に話すに値しない内容で終わる、ということもあったりしますが、それは結果論だと割り切ります。

新聞にしろ、自身の体験にしろ、話のネタを集めようという姿勢を持つことがまず必要です。

私が考える雑談力とは、

■話のネタを多く持っているか

だと思います。

話術よりもそちらの方が重要だと思います。
いくらいい話術を持っていたってネタがなければ話はできないのですから。

私の若い頃を振り返ってみますと、飛び込み営業先で名刺とチラシを渡し、

「割引キャンペーンやってますのでよろしくお願いします」

という単にそれだけのことをやっていました。

雑談は皆無でした。
私が訪問を受ける立場だったら、こんな営業マンに興味持てないですね。

もし似たようなことをやっている若手営業マンがいましたら、早急に雑談力を付けることをお勧めします。

私も大いに励みます。



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ツッコミは聞き上手でなければならない

漫才コンビといいますと、ボケとツッコミに役割が分かれるのが一般的かと思います。

このような役割分担は、日常生活においても見られると思います。
学校や職場を見渡してみて、ボケ役を演じている人もいればツッコミ役を演じている人もいるはずです。

これは、成り行きによって自然に形成されるものだと思いますが、すべての人をボケ系あるいはツッコミ系という具合に分類することができると私は考えます。

そして、私の感触ではボケ系が多く、ツッコミ系はかなり少ないです。
ツッコミができる人は希少なんです。

“天然ボケ”

という言葉があります。

これに対して、“天然ツッコミ”という言葉は聞いたことがありません。
ツッコミは意識しないとできないからです。

たまに、

ツッコミを入れるために生まれてきた、

というような、あたかも無意識にツッコミを入れる人がいることも事実です。

ただし、そんな“天然ツッコミ”を思わせる人の場合であっても、ツッコミというのはその性質上、人の話を聞いていないと成立しません。

すなわち、ツッコミのうまい人というのは、話をよく聞いている人と見ていいと思います。
何か相談事がある場合は、ボケ系の人よりもツッコミ系の人に頼んだ方がいいかもしれません。




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ポストドリフ求む

お茶目なところを出そう

人と人との交わりにおいて、適度にリラックスした状態がよい関係をつくるためには必要だろうと思います。

とかくお堅い話に終始しがちなビジネスの場においては、ふっと息が抜けるようなリラックスした雰囲気を演出することによって、かえって話が前に進む場合もあると思います。

そのためには仏頂面での対応は避け、柔和な表情を保持し、時にはお茶目な言葉や態度を見せるのも効果的かと思います。

真面目なことはよいことですが、真面目一辺倒では疲れます。

小泉元首相はなぜ人気があったのかを考えてみますと、たまに見せるお茶目なところにもその要因があったのではないかと私は見ています。




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お茶目になろう

みんなでバナナを食べれば楽しくなれる

もし、何でも図鑑みたいなものがあって、

“榊原慎太郎”という欄があったとしたら、

■バナナを異常に愛する男

と書かれると思います。

バナナと私は、もはや切り離すことはできない関係になっています。
そして私は、バナナはコミュニケーションに役立つ果物だと考えています。

家族または学校や職場の仲間と一緒にバナナを食べている絵を想像してみてください。

単にみんなでバナナを食べているというだけなのに、なんとなく滑稽でコミカルな感じがしないでしょうか。
まず、そんなシチュエーションがほとんどないですからね。

もし、家族でやってみたら次のような感じになると思います。

母「さあ、バナナを食べましょう」

父「おっ♪バナナかぁ、いいねぇ」

兄「いただきまーす」

妹「お兄ちゃん、ゴリラみたーい」

（母吹き出す）

兄「じゃあお前はゴリラの妹ってことだな」

（一同笑い）


私は、みんなでバナナを食べれば楽しくなれると信じます。
みんなでバナナを食べましょう。




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