わかりやすい平易な言葉を使うようにしよう

自己紹介で話す内容が決まったら、次はどんな言葉を使うかというのが重要です。
全員が理解できるように、わかりやすい平易な言葉を用いるようにしたいです。

専門用語や意味が曖昧な言葉はなるべく使わないようにしましょう。
以下は私が作った例です。

「こんにちは。榊原慎太郎です。
私はマルチメディアのグローバリゼーションについて研究しています。
クラウド化を進めて、ユビキタス社会の到来を実現させたいと思っています」

横文字が多くて何やらすごそうな感じがしますが、何を言っているのかよくわからないと思います。

要するに、あらゆるものをどこにいても同じように使えるようにしたい、ということなのですが、それならそうやって言ってくれた方が余程伝わるというものです。

一旦翻訳しなければならないような表現は使うべきではありません。
自分を優秀に見せようと難解な言葉を使うことは、かえって優秀ではないと知らしめることになると心得ましょう。


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言うことは一つに絞ろう

自己紹介で何を言うかについて、趣味やキャリア、あるいはその両方など、いろいろと考えれます。

趣味やキャリアに関連しなくたっていいと思います。

良い印象を残せさえすれば、結局のところ何を言ってもいい訳です。
しかし、言うことは一つに絞るのが賢明でありましょう。

いろいろなことを言い過ぎると、かえって印象が薄れることになるからです。

例を出して比較してみます。

【悪い例】
私の趣味は釣りとドライブとサッカー観戦です。
釣りは近くの磯で子供の頃から釣っています。
ドライブは峠を攻めるのが好きです。
サッカーは横浜FCを応援しています。

これだと多趣味だという印象は与えるかもしれませんが、それだけです。
しかもこのような言い方だと先に言った釣りとドライブは忘れられる可能性が高いです。

固有名詞が登場したサッカー観戦が具体性という観点では一番有望だと思いますのでサッカー観戦に絞って話をしてみます。

【良い例】
私の趣味はサッカー観戦です。
横浜FCを応援しています。
カズが今シーズン初ゴールを決めた試合は思わず隣の人と抱き合ってしまいました。
カズダンス最高でした。

これだと、横浜FCがどれだけ好きかというのが伝わると思います。
“どれだけ”という点を伝えることが重要なのです。

悪い例ではそれが伝わりません。

これくらいのことを釣りやドライブでもやろうとすると、今度は時間が長くなって、聞き手の集中力がなくなりますので、やはり一つに絞って話をするのがいいと思います。

聞き手は、既に発表の終わった人を除いて、自分の順番になったら何を言うかに気を取られており、必ずしも注意深く耳を傾けているとは言えません。

そんな状況でありますから、インパクトのある話を一つだけされるのがよろしいかと思います。

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キャリアを語るときは誇張し過ぎないようにしよう

自己紹介のときにおいて、趣味以外には、自分のキャリアについて言うのもアリでしょう。
これまでの実績やあるいは特殊な経験があればそれを伝えることで、周囲の理解に資すると思います。

趣味を言う場合と同じように、なるべく具体的に語ることが良いと思います。
ただし、あまり実績ばかり並べ立てると自慢くさくなりますから注意が必要です。

誇張のし過ぎにも注意しましょう。


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趣味を言うときはできるだけ具体的に言おう

さて、今日から自己紹介で何を言うかについて考えていきたいと思います。

集まりによっては、あらかじめ言うべきことが決められていることもあるかと思いますが、特に制限がなく、自由に発言できる場合にはどんなことを言えばいいでしょうか。

まず思い浮かぶのは趣味を言うことです。
最もオーソドックスであり、無難なところと言えるでしょう。

もし同じ趣味を持った方がいれば高い関心を持ってもらえる可能性がありますから、無難な割りに大きな効果が期待できます。

一方、反対にそういう人がいなければスルーされる可能性も出てくるので万能とは言えません。

しかし、同じ趣味の人がいなかったとしても内容をできるだけ具体的に話すことで強烈な印象を与えることはできます。

ある日、私は海外旅行が趣味という人の自己紹介を聞きました。
その人は会社員でありながら、１年に４回も海外旅行に行かれるそうです。

（そんなに行くんかい）

私は心の中で思わずうなりました。
もちろんそれが強烈な印象として残りました。

単に海外旅行に行くというだけならそれほどの印象は受けなかったと思います。

具体性を持たせるために、自分の体験や趣味となったきっかけなどを付け加えるとよいと思います。


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１５秒で自己紹介しよう

自己紹介をするとき、一人にどれくらいの時間が与えられるかは、その場の空気や人数によって変わってくると思いますが、たとえ短い時間でもきっちり自己アピールできるように練習しておくべきです。

これは以前、ビジネスマナーの研修を受けた際に教わったことですが、１５秒で自己紹介できるようにしておくのがいいそうです。

１５秒なんか短すぎて必要なことが伝えられない、と思うかもしれません。
しかし、テレビＣＭも１５秒であり、それなりのメッセージを伝えていることからすれば、自己紹介も不可能とは言えないでしょう。

しかも実際に１５秒測ってやってみますと、思いのほか十分な時間があることがわかります。
名前の後によろしくお願いします、と言うだけなら５秒もかかりません。

仮に５秒かかったとしてもまだ１０秒残っていることになります。
この１０秒を使って自己アピールをするのです。

あなたはどんな人ですか、というのを端的に表すキラーフレーズを考えてほしいと思います。



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