表情のない人々

通勤途中で多くの高校生を見かけるようになり、

（ああ、夏休みが終わって新学期が始まったのだな）

と思いました。

そして、ふと彼らの表情を見てみますと、

驚くほど無表情であることに気付きました。

少なくとも、

（よっしゃ、新学期もがんばるぞ）

というような、いきいきとした様子はまったく感じられませんでした。

また、高校生だけでなく、周りの大人にも注目してみますと、

これがまた高校生に負けず劣らず表情のない人が多くて驚きました。

一人で歩いているときに、にやけ顔になったり、喜怒哀楽を顔に出すのは、かえっておかしいという部分はあるのですけど、それでもなんとなく期待に胸を躍らせたり、わくわくするといった感情が表情に出てもいいのではないかと思いました。


■私は充実した人生を送っています

というのが表情に滲み出るようになりたいものです。


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正社員になれない若者

日本の労働人口に占める非正規雇用の割合は3分の1にもなるといいます。

非正規雇用で働く人は昔からいましたけど、その多くは主婦や学生等で、本人も正規雇用で働くことを望んでいなかったという点で、問題とはなりませんでした。

しかし、現代はそういう層に加えて、本当は正社員として働きたいのだけど、その機会が失われている人が含まれています。

私の同級生にも未だに一度も正社員になったことがないという者がおります。

彼のような人は、これからどんな未来を描けばいいのでしょうか。

この問題は、バブル崩壊以後、取り沙汰されるようになりましたけど、改善されることはなく、むしろ年々悪化しています。

そして、今後も改善される見通しは全くないように思われます。

そうなると、この問題の解決は、非正規社員を正社員にするという方向ではなく、正社員が非正規化することによって図られるのではないかという気がします。

そうなれば、少なくとも待遇の格差は是正されるでしょう。

それともこれを放置して、格差を容認する方向へ進むのでしょうか。
私たちはどちらを選択すべきなのでしょうか。


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水道水がうまい

最近ですと、ペットボトルの飲み物を飲む人が多いと思います。

1日1本は買っているという人も少なくないと思います。

500mlなら、高くても150円程度なので毎日買ったとしてもそれほど家計に打撃はないと感じるかもしれません。

ところが、たかが150円といっても10年単位のスパンでみますと、結構な金額になってしまうことがわかります。

150円×365日×10年＝547,500円

10年間毎日ペットボトルをコンビニで買いますと、上の結果となります。
（コンビニは単価が高い）

20年では、100万円を超えてしまいます。

私は、そんなもったいないことはしたくないので、普段は水道水を飲んでいます。
ペットボトルを買うのは年に1回か2回です。

水道水で十分だと考えています。
小学校または中学校に通っていた頃は、飲み物といえば、お昼の牛乳以外はみんな水道水を飲んでいたはずです。

それが、大人になってから水道水を飲む人を見かけなくなったのはどうしてなのでしょうか。
水道水はうまいです。

冷えてなくたって慣れればどうってことないです。
逆に常温に慣れると、氷入りの飲み物が冷た過ぎると感じるくらいです。


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テレビの魅力

自己啓発に関する本を読んでいますと、

■テレビは見ない方がいい

といった論調をよく目にします。

中には、

■テレビを見るのは時間の無駄である

と断言しているものまであります。

そのように言われているにも関わらず、テレビを見る人が相変わらず多いというのはどういうことなのでしょうか。

本に書かれていることは自分には当てはまらないと思っているのかもしれませんし、そもそも本を読んでいないという人も相当あるでしょう。

ですが、
本を読んで、

自分を変えてみよう、

と思ったにも関わらず、つい見てしまうという人も中にはあるのではないでしょうか。

そんな人にありがちな特徴は、別に見たい番組があるわけじゃないけど、なぜか家に帰ったらテレビをつけてしまうということだと思います。

私も昔は、別に真剣に見る風でもなく、ただなんとなくテレビをつけていました。

テレビの魅力をひとつ挙げるとすれば、何かをしながらというのに適していることかと思います。

■料理をしながら

とか

■筋トレをしながら

ということが可能な点で利点があります。

自己啓発系の本を読んでいる人は、おそらくテレビだけを見るということはしなくなったけど、他の何かをしながらテレビを見るということは今も続いていると推測されます。

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大競争時代へ

これからの日本は、大競争時代に突入するだろうと思われます。

1億総中流などといわれ、多くの人が一様に豊かさを享受できた時代は終わりました。

労働人口に占める非正規雇用者の割合が3割に達していることからもそれがうかがえます。

これからは、頭を使って努力した者ほど大きな果実を得られるという構図が一層鮮明になると思います。

学歴を重視した採用は、批判のあるところですが、競争が激化すればさらに重視されるようになる一方で、いい大学に入りさえすればいいということもなくなるでしょう。
（筆者は大学時代ほとんど勉強をしませんでした。そんなことを今やったら正規採用は絶望的だと思います）

学校は勉強するためにあるのですから、ある意味では健全さを取り戻すことになるのだと思われますが、厳しい時代になったものだと思います。

また、それは若い世代だけの話ではありません。
私達も油断したら瞬く間に転落してしまうでしょう。

でも、それだけにスリリングでもあります。


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