あなたの会社では障害者を採用していますか｜法定雇用率引き上げ

昨日の記事では、4月から65歳まで定年年齢が引き上げられたというお話をいたしました。

■昨日の記事

今日は、同じく4月から変更になったトピックスとして、障害者の法定雇用率の引き上げについてお話したいと思います。

これまでの法定雇用率は1.8％だったのですが、4月から2％に引き上げられました。
これにより、50人以上の従業員がいる会社では最低1人障害者を雇用することが義務付けられます。

この影響なのかは、はっきりしませんけど障害者を対象とした求人も見られるようになりました。
いずれにしても、こうした傾向は歓迎できます。

しかし、残念だったのは、この話題がマスメディアではほとんど採り上げられなかったことです。
定年が65歳になるという話題は、ニュースで採り上げられているのを見ましたが、法定雇用率の話題は、少なくとも私は目にしませんでした。

障害者の雇用問題はまだ関心の薄いテーマということなのでしょうか。


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【65歳定年】高年齢者雇用安定法改正

4月から希望者には65歳まで雇用することを義務付ける“改正高年齢者雇用安定法”が施行されました。

これにより、定年が65歳に引き上げられたと解釈できます。

改正の趣旨は、年金の受給開始年齢が65歳に引き上げられることに伴い、定年退職から年金受給開始まで時間差が生じてしまうことに対応するため、とのことです。

より単純にいえば、65歳にならないと年金を受け取ることができないから、ということです。

この制度改正によって社会は今後どうなってしまうのでしょうか。

今の65歳は昔の65歳よりも元気である、と言われていますので、彼らに活躍の場を提供することはメリットと考えられます。

私が以前勤めていた会社でも、どこかの会社を定年退職した方がアルバイトとして多数働いていました。
そういう方々の働きぶりを見てきたことからもそれは実感できます。

その一方で、特に財務体質の脆弱な企業では、人件費の負担が過大になり、かえって企業価値を損なう可能性があります。また、人材の新陳代謝が遅れ、若者の就職を一層厳しくするおそれも指摘されています。

問題は、実際に継続雇用を希望する人がどれだけいるか、ということだと思います。
かなり多そうな予感はありますが、延長せずにスパッと辞める人もあるでしょうし、あるいは別のことにチャレンジする人もあるかもしれません。

上述した若者の就職への影響も含めて、動向を注視していきたいと思います。


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運動不足な30代

これはかなりヤバいと思います。


学生の時分までは体育の授業がありましたし、運動部に入っていればそこで体を動かすことができました。
しかし、社会人になった後は運動する機会がほとんどない、という人が大半なのではないでしょうか。

もしかしたら社会人になってこれといった運動を全くしていない、という人もあるかもしれません。

運動不足であることが直ちに問題となることはないかもしれません。
しかし、長期的に見ると深刻な問題となる可能性が高いです。

私の予想では、私達の世代で現在の日本の平均寿命くらいまで生きられる人の数はかなり減るだろうと見ています。
生きられたとしても、高額な医療費を負担できる人のみではないでしょうか。

私達が、今の高齢者の方が若かった頃に比べて体を動かしていないのは間違いないでしょう。
現時点の体力が数十年先の健康状態に影響するのです。

普段の生活でなるべく体を動かすことを心がけてください。
職場がビルの上層の方はエレベータを使うのをやめましょう。

10階程度なら階段で行っても大したことはない、と思えるくらいな状態にはしておきたいものです。



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なんてことだ｜すき家並250円

牛丼チェーンの「すき家」が春の感謝祭と称して牛丼並盛を250円で販売しています。
（12日まで。通常は280円）

私も利用者の一人ではありますが、この話を聞いて悲しくなりました。

値下げは身を切る戦術ですので、当然いつもより多く売ることが求められます。

それは現場のスタッフにとって仕事量の増加を意味します。
忙しさに応じて給料が変わるわけではないので、彼らにとっては歓迎すべきことではありません。

私も過去に同業種でアルバイトをしていたことがありますので、彼らの反応は何となく想像できます。
おそらくこんな感じでしょう。

（値下げ！？勘弁してよ…）

値下げは消費者たるお客にとっては喜ぶべきこともしれませんが、他方でそのサービスを提供する現場は実は渋々やっているという身震いしたくなるようなギャップが存在しているのです。

顧客第一とはよく言われます。
第一があれば第二もあるはずで、それは最前線に立つ現場のスタッフです。

この第二をないがしろにしているケースが大企業で散見されます。

「すき家」がこのキャンペーンの裏でスタッフのモチベーションを上げる社内的なキャンペーンを展開していることを願わずにはいられません。


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新入社員は元気を出そう

今、新入社員の皆さんは入社から一週間が過ぎ、様々な思いをお持ちかと思います。

もっと頑張ろうと意気込む人もあれば、早くも（こんなはずではなかった）と理想とのギャップに頭を悩ませている人もあるかもしれません。

ただ、どのような思いを抱いていようが、私が新入社員の皆さんに言いたいことは、

■元気を出せ

ということです。

仕事を覚えよう、

ということよりもそっちの方が優先されると私は思います。

極端な話、覚えなくていいです。

というと語弊があるので正しく言い換えますと、

覚えよう、覚えようと焦る必要はないということです。

それよりも繰り返しになりますが、元気を出すことの方が重要です。

私が新入社員だった頃はオドオドするばかりで元気のある印象とは程遠い状態でした。
もっと元気を出しておけばよかった、と後悔しているんです。

だから、皆さんには元気を出してもらいたいのです。


ここで、処世術的なことを言わせてもらうと、

（あいつは仕事はできないけど、元気だけはあるなあ）

そういう評価をもらう方が周りから好かれます。

反対に、始めからそつなく仕事をこなしてしまうと、先輩や上司からやっかみを受ける可能性があります。
残念な話ですが、人間にはそんな一面があります。

今の若い人にはクールに仕事をきめたい、という欲求があるように思います。
（私もかつてはそうでした）

しかし、コミュニケーションという観点で仕事を見た場合、そういう態度は必ずしもプラスになりません。

仕事そのものにフォーカスするのはもっと後になってからでいいです。
単に元気を出しさえすればそれでＯＫです。



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