ダイエットと英語学習の共通点

ダイエットと英語学習にはどんな共通点があるでしょうか。

それは、どちらも楽してできる方法はないということです。

にもかかわらず、私たちは、

“楽して痩せられる”“我慢しなくていい”

そんな言葉に踊らされています。


英語にしても同じことです。

巷では、

“聞くだけで話せるようになる”

という宣伝文句の教材が出回っていますが、

相当聞き込まなければ身につくものではありません。

相当ですよ。相当。


私は毎朝起きてから英語のリスニングを続けていますが、ただ聞くだけでも毎日続けるのは決して楽ではありません。

軽い運動をするとか、英文を聞き流すとか、方法自体は簡単であっても毎日続けるのは容易ではないのです。
方法の難易度と継続することは別問題だということです。


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【内閣不信任案提出】不誠実な政治

少数野党提出による内閣不信任案の採決が本日行われました。

野党には、いつだって不信任案を提出する動機がある訳ですが、

今回については、
「野田内閣が強行しようとしている消費増税は2009年総選挙の民主党政権公約に違反する」

というのが口実のようです。

私は、消費増税は回避できないという立場ですが、この主張はごもっともなことだと思っています。

情勢が突然変わったというなら、マニフェストを転換するということも理解できます。
しかし、小泉純一郎氏が首相だったとき、

「私の在任中は消費税は上げません」

そのような答弁がされていました。
つまり、消費増税の必要性はその頃から言われていたということです。

それにもかかわらず、民主党は消費増税はしないと公約したのです。

見通しが甘かったということだと思いますが、それならそうときちんと説明すべきです。
子ども手当や普天間基地の問題など、マニフェストはことごとく破綻したにもかかわらず、見通しが甘かったです、間違っていましたと認め、謝罪なり説明なりを民主党がしたというのを私は聞いたことがありません。

消費増税法案は危機的な財政状態の中で必要な法案だと思いますが、民主党の誠実性については大いに疑問が残ります。

自民党にしたところで、誠実性を欠いていたからこそ下野したのではないでしょうか。
その点を改めている風には見えないため、自民党の支持率も上がってこないのではないでしょうか。

次の選挙は、不誠実な政治家はことごとく落選させるくらいの気持ちで投票に臨んでもらいたいです。


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前向きにさせる問いかけ

私にもできるんじゃないか。


この問いかけは是非使ってほしい、というか私自身使っていきたい問いかけです。


何か素晴らしいパフォーマンスを目の当たりにしたとき、

これは私にはできない、

できっこない、

無理に決まっている、

そんな風に思ってしまったら、そこから先へ進むことは絶対にありません。


ところが、

私にもできるんじゃないか、

そう自分に問いかけることができれば、

では、どうやったらできるだろう、

と考えを進めることにつながります。

学ぶという言葉は真似るというところから来ているといいます。


私にもできるんじゃないか、

成功例を積極的に真似ていきたいものです。


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子供に何を教えるか

現代の学習環境は過去最高である、

そんなお話を昨日いたしました。

少なくとも都市部では徒歩圏内に学校があり、十分な設備があります。
読みたい本があればいつだって読める、そんな状況です。

そうであれば年々優秀な人材が輩出されてしかるべきなのに、どうやらそうではなさそうです。

なぜでしょうか。

私が思うところでは、なぜ勉強するのか、という動機付けが十分でないというところに原因があると見ています。

明治から戦後にかけては、生活が苦しかったために、勉強して今の生活から脱したいと考えるのはある意味自然のことだったと思われます。

良い生活をしたい、

そのために勉強する、

そういう動機付けが容易であったのではないでしょうか。

特に明治期においては、身分制度から開放された後ということもあってそういう機運が全体としてあったのだろうと思われます。

その一方で、現代は既に十分に良い生活を送ることができてしまっているために、良い生活をするという動機は現代の子供にはほとんど当てはまらなくまってしまっています。
（本当は現代でもそのような動機付けはあっていいと思いますが、日本では強欲にとられる風潮があります）

加えて、現代では娯楽も増え、子供を誘惑する因子には事欠きません。

現代は最高の学習環境である一方で、学習の動機付けという点では最も劣悪な環境と言ってもいいかもしれません。

私も子供の頃はなぜ勉強するのかわかっていませんでした。

結局のところ、勉強する子供に意欲がなければ、どんなに良い環境を作ってあげても意味がないということです。


昔の人は、本一冊手に入れるのも困難な環境でありながら、それ故に勉強したいという意欲を強く持っていたと思います。

今では本の入手など造作ないことですし、インターネットで調べることだってできてしまいます。
これは逆に、いつでも手に入れられる、いつでも調べられる、という考えを生んで消極的な姿勢を助長させているのだとしたら皮肉なことだと思います。

ここまでで、子供に何を教えるかということは、はっきりしたと思います。
子供自身に勉強の動機付けをさせることが困難なこの時代では、大人がこれを諭すことが必要だろうと思います。

夏休みの最後の日に親と一緒に宿題をするというのは、動機付けの欠如と言うほかありません。
親も学校もこのことをよく考えてほしいと思います。

もちろん、ただ宿題をやりなさい、と言うだけではまったく効果がないということはご承知のことと思います。


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塾に通う子供たち

今では、かなりの子供たちが学習塾に通っていると思います。
私の時代にも多くの同級生が塾に通っていました。

私も通信教材で勉強していましたから、似たようなものです。

したがって、塾に通うにしろ、通信教育にしろ、学校の他に学習環境を持っているというのが現在の子供の標準的なライフスタイルだろうと思われます。

これは過去と比べて大変恵まれていると考えなければなりません。


経済的理由で学校に通うことができなかった、

そんな人が一定程度存在した時代があったことを思えば、現在の学習環境は過去最高の環境であると言っていいと思います。

加えて、これまでに蓄積された知識の体系もある訳ですから、学習できる領域も存分に広がっていると言えます。

そうであれば、理論的には現代の子供たちは過去最高に優秀な人材となってしかるべきです。


ところが現実はどうでしょうか。

若い世代が優秀だという認識があれば、新卒の就職問題など起こるはずがないと思いますし、反対に弊社へご入社くださいと引く手あまたになるのではないでしょうか。

これは、このかつてない良好な環境を生かしきれていないということに他ならないと思います。


明日に続けます。


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