榊原慎太郎は六法を携え勉強す

デイリー六法2016 平成28年版

今日は大学の講義でした。


法学部の勉強では「六法」が必須です。



この辞書みたいな本です。


これをいつも持ち歩くのはなかなか大変だということで、

最近はスマホで代用している学生もあるそうです。

インターネットで条文を検索することができますからね。


ただし、科目試験では当然のことながらスマホを持ち込むことはできません。

持ち込み可なのは、「六法」のみです。


テスト以外の講義のときにはスマホを参照する学生が増えているとのことですが、

スマホはメールやゲームなど他のこともできてしまいますから、私だったら講義中に他のことをやってしまうかもしれません。


そうならないために、重くても私は「六法」で講義を受けることにします。



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社会人で大学生ですと言うと勉強熱心だと思われる

私は現在会計事務所で会計や税に関する仕事を行う傍ら、大学で法律を勉強しています。

■中央大学法学部通信教育課程
http://www.tsukyo.chuo-u.ac.jp/

もちろん仕事で役立たせるためです。


私のような仕事は知識が売り物ですので、絶えず勉強を続けなければなりません。

とはいえ、大学に入って勉強する人は多くありません。
（私の職場でも大学に入っているのは私だけです）


大学にまで入る必要はないと思いますが、独学で勉強するよりも周りに対しては、

（私は勉強してますよ）

というのは伝わりやすくなります。

お客様に私が大学に入っていることを話すと結構驚かれます。


勉強してますアピールなんてどうでもいいことで、実際にどれだけ勉強しているのかの方がはるかに大事なことではあるのですが、

私は、

アピールできるものは何でもアピールするべきだ、という立場をとります。


会計事務所はサービス業でもあるため、お客様にどういう印象を持たれるかというのは意外と重要であります。

少しでも勉強熱心に思われた方が有利かと考えます。


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社会人の勉強時間は貯金と同じ発想で確保すべし

社会人が勉強するかどうかは完全に自由です。

自由である一方で、社会人になった後の方が勉強の必要性は高いように思います。

よって、私に関して申し上げれば、学生の頃より今の方が勉強していると思います。


とはいえ、なかなか困難な面もあります。

仕事やその他やるべきこともありますから、勉強時間の確保が最大の課題です。

学生の頃もっと勉強しておけばよかったと思うのは専らこの点です。

どうやって勉強時間を確保すればいいでしょうか。

勉強時間を確保するにあたって、具体的な方法を考える前にまずは考え方を見直す必要があると思います。

（時間が余ったら勉強しよう）

（余裕のあるときに勉強しよう）

このような考え方では時間の確保は無理だと思います。


今のご時世、時間が余るなんてことはまずないでしょう。

次から次へといろいろなことが起こるのですから。

余裕なんていつ生まれるんですか、って話です。


時間が余ったら勉強するという発想ではなく、初めから１日のライフサイクルの中で勉強時間を天引きするという発想が求められます。

例えば、毎朝30分勉強するとか、１日のスケジュールに勉強時間を組み込むのです。


それは、お金を貯めるために給料の一部をあらかじめ別口座に預け入れるのと同じ発想です。

例えば30万円給料をもらっているとしたら、5万円をあらかじめ貯金し、残りで生活をするということです。

そうすれば確実に5万円貯まります。


それに対して、なんとなく生活して余ったら貯金する、という発想ではお金はなかなか貯まっていかないでしょう。


勉強時間もお金を貯めていく発想で確保していってほしいと思います。


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勉強する目的はいろいろあっていい

大学の学習会に参加してきました。

この日、40名近くの参加者があった中で、私は若い方で第一線を退いてセカンドライフに入った年代の方も見受けられました。


こういう様子を目の当たりにして、改めてなぜ勉強するのかということを考えてみました。


私が勉強するのは、仕事のためです。

しかし、既に第一線を退いている（ように見える）方はきっと仕事が目的ではなく、単に勉強したいから、というように見えます。

勉強する目的は異なるけれど、目的が違うからこそ同じ場所に集まって一緒に勉強するというのは刺激的であります。

様々なバックグラウンドの人が集まるのが社会人向け大学の魅力と言えましょう。


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社会人の勉強はまとまった時間を取ろうとしてはいけない

勉強をするのに、ある程度まとまった時間が必要だ、という考えを持っているのだとすれば、その考えは改めた方がいいと思います。

特に社会人の場合、そういう考えでいた場合、なかなか勉強が進まないということになってしまうからです。

学生と違って勉強だけしていればいいというわけにはいきません。

勉強する時間を確保しようと思っても、実際には思ったとおりに確保するのは難しいものです。


では、どうすればいいのでしょうか。

それはもう、時間がちょっとでも空けば、その時間を使って勉強するしかないと思います。


そうすると中途半端に終わってしまうから嫌だ、という意見もあるかもしれません。

しかし、そうやってずっと先送りにしてしまうと、どんどん日にちだけが過ぎていくということになりかねません。

中途半端だろうが何だろうが、とにかく時間が空いたら勉強するという姿勢でやらないと社会人の場合は無理だと思います。

そういうことに最近になって気付きました。


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