勉強は難しい

電車に乗っていましたら、高校生がこんな会話をしていました。

「昨日4時間しか寝てない」

『えー！なにやってたのー！？』

「ただボーっとしてたらいつの間にか2時になってた。勉強しようと思ってたんだけど何にもできなかった」

『私も勉強しようと思って、やろうとしたんだけど、寝ちゃって、1時頃起きてヤバいと思ったんだけど、布団に入ったらまた寝ちゃって…超ヤバいよ』


聞いた感じでは、二人はこの日テスト（みたいなもの）があったようです。

それに対して何の勉強もしていないというお粗末極まりない会話だったのですが、これが標準的な高校生なのかもしれません。

この会話から、勉強することはやはり簡単ではないとわかります。

私だってちょっと油断すれば彼女らのようになることはまま起こります。
だから、彼女らを笑うことはできません。

勉強を続けるために中途半端な動機では簡単に挫折します。
ですから、勉強をしたいと思うのなら、まずその動機を明確にすることが必要と言えましょう。




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榊原慎太郎が勉強する理由

このブログでも、たびたび勉強について触れておりますが、勉強するということに対して、

■えらいね

とか、

■すごいね

などと言われることがたまにあります。

これは、とんでもないことです。
偉くもなければ凄くもありません。

私が勉強するのは、なるべく自分の意思で人生を送りたいと思うからです。

言い換えれば、世間に翻弄されたくないということです。

勉強する、というのは、

要するに、

■世界を知る

ということかと思います。

当然、世界を知っていた方が有利に動くことができると思います。
私はまだ世界を全然知らないので勉強をしているのです。

反対に、勉強をしないということは、既に世界を知っているか、知らなくて世間の波に翻弄されるのを覚悟しているかのどちらかだと思います。

私から言わせれば、勉強しない人の方がずっと凄いと思います。

普通、サーフィンをやる人は波に乗りたいと思うはずです。
波に翻弄されたいとは思わないでしょう。

私は世間の波に翻弄されたくないのです。
波に乗りたいと思う人は勉強するしかないのではないでしょうか。


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高い授業料を払う

勉強というのは費用のかかるものですが、これまで私はなるべく安く効率的に進められる勉強法を模索してきました。

ところが、特に一生もののスキルを身に付けたい場合においては、安く済ませようという発想は、実は間違っているのではないかと思い始めました。

というより、もう確信しています。

例えば、ある同じ内容の教材がそれぞれ1千円と1万円で売られていたとします。
同じ内容ですから、1千円の方がいいと思うかもしれません。

ところが、どちらが勉強の成果が上がるかといえばおそらく1万円の方です。
1万円も払ったのだから、その分を絶対に取り返してやる、という気持ちが働くからです。

反対に1千円の方ですと、どうせ1千円だからいいや、ということになって全部に目を通さないうちに途中でやめてしまうかもしれません。

安く済ませようとすればするほど、そうなる確率は上がります。

そうやって時間を浪費するよりは、初めから大きい金額をつぎ込んだ方が得策ではないでしょうか。

勉強は、高い授業料を払って背水の陣を敷くのがよいと思われます。
（やるっきゃない、という状況に追い込むということですね）

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働きながら勉強すること

働きながら勉強するというのは簡単なことではありません。

勉強したいと思っていはいるけど、仕事で疲れちゃって結局やれずに１日が終わってしまう、

そんな人も多い中で、うまく両立させている人は本当にすごいと思います。

では、勉強ができる人とできない人の違いは何なのでしょうか。

結局、それは意思の強さの差だと思います。

やると決めたら、絶対にやる、どんなことがあってもやる、

という信念を貫き通せるかということかと思います。

しかし、それが難しいんじゃないか、という意見も尤もです。
私も未だにその壁にぶち当たっています。

そこで、モチベーションを高く保つのにいい方法が一つあります。
それは、働きながら勉強している、モデルケースになるような人と知り合いになることです。

なるべく同じような境遇の人がいいと思いますが、違っていても構わないと思います。
少なくとも私は、そのような人と知り合うことができたので、かろうじてモチベーションを保つことができています。

やはり、遊んでばかりいる人と付き合っていますと、そちらに流されやすくなります。
人は楽な方へ進みたがる生き物ですから。

勉強はしたいけど、なかなか継続できないという人は、やや他力本願な感じがするかもしれませんが、モチベーションを高めてくれる友人を作るところから始めてみてはいかがでしょうか。

筆者も勉強サークルなるものを作り、これがモチベーションアップに一役買っています。
勉強に関する相談を受け付けています。

■勉強サークル
http://book.geocities.jp/sa57pureperson/



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榊原慎太郎のコミットメント

昨日、私、榊原慎太郎は、“勉強しまくる”宣言を出しました。

しかし、それを実行できる体制とは程遠いのが現状です。


■勉強しまくる

と言うからには、

空いた時間は常に勉強している、

という感じでなければならないでしょう。

「おい、君」
「君は勉強のし過ぎだ」

と言われるようになるのが理想ですが、果たして可能でしょうか。

今年は１月に以下の記事を書いて、勉強に対する抱負を語っていますが、挫折しています。

【参考】
■2013年榊原慎太郎は何を勉強するか

また口先だけになりはしないか、危惧されるところです。

もし、ここでも実行できなかったら、もはや若い世代に対して何も言う資格なし、ということを肝に銘じる必要があるでしょう。

これはコミットメントなんだ、という強い決意と覚悟を持たなければなりません。



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