コンタクトレンズを着けたまま眠ってはいけない

私は視力が悪くメガネを使用しています。

高校に入学してまもなく、裸眼での生活が困難となり、矯正が必要となりました。

当時はメガネが嫌だったので、コンタクトレンズを使っていました。

それから10年余りコンタクトだったのですが、今はメガネです。


メガネに変えたのは、コンタクト使用により角膜に異常が生じたからです。

私はソフトタイプのコンタクトを使用していましたが、ソフトレンズは角膜への酸素供給が不足するというデメリットがあります。

角膜は大気中から酸素を取り入れるのですが、コンタクトレンズに覆われてしまうと酸素をうまく取り込むことができなくなります。

その結果、角膜が酸素不足に陥りますと、血管から酸素を供給しようとするため血管が角膜に侵入してしまいます。

正常な角膜には血管がありません。

私は角膜に血管が入りこむという異常な状態になってしまったのでした。

血管の侵入が角膜の中心付近まで達すると失明することにもつながるそうです。

そうならないようにするためには、長時間の装用を避ける以外にありません。


私は、1日12時間以上コンタクトを着けていましたし、お酒を飲みすぎた日は着けたまま眠ってしまうこともありました。

ソフトコンタクトレンズを使ったことがある人はわかると思いますが、コンタクトを着けたまま眠ると、目覚めた後、非常に目が乾いた状態になっています。

そういうことを繰り返すと私みたいになってしまいますので、気をつけてほしいと思います。

ちなみに、ハードタイプのレンズの場合は酸素不足になることはないと言われています。


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