あなたの人生を応援します。そんなメッセージを伝えるために、公認会計士であり、ライフスタイルサポーターを自称する筆者が日々の生活で感じたことや、お役に立ちそうな情報をお話しています。
〓 Admin 〓
昨日までは中世から現代までの覇権国家の移り変わりについて書いてきました。
こうした過去を踏まえ、次の覇権国家は一体どこかということについて考えてみたいと思います。
もし、アメリカ中心の経済が転換し、他の国へ中心が移るとしたらそれはどこでしょうか。
今の流れで考えると中国が有力なように見えます。
21世紀に入ってからの経済成長はめざましく、名目GDPではとうとう世界第2位に躍り出ました。
さらに、21世紀半ばにはGDP第1位のアメリカをも抜き去ると見られています。
こうした過去を踏まえ、次の覇権国家は一体どこかということについて考えてみたいと思います。
もし、アメリカ中心の経済が転換し、他の国へ中心が移るとしたらそれはどこでしょうか。
今の流れで考えると中国が有力なように見えます。
21世紀に入ってからの経済成長はめざましく、名目GDPではとうとう世界第2位に躍り出ました。
さらに、21世紀半ばにはGDP第1位のアメリカをも抜き去ると見られています。
しかし、そのことが即座に覇権国家の移り変わりを示すことにはならないと考えます。
そう一筋縄にはいかないというのが私の見方です。
過去の例を見ますと、スペインにしろ、イギリスにしろ、凋落のきっかけは戦争でした。
今となってはおそらく国力を衰退させるような愚策は行わないと考えられますから、大規模な戦争はもうないだろうと思われます。
そうなりますと、もしアメリカから他の国(例えば中国)にその地位が取って代わられるとしたら、史上初の戦争を伴わない変容となります。
どういう変容を見せるのか、まったく予測不可能です。
また、もし中国が覇権国家となりますと、アジア国家が初めて主導権を握ることになり、これまでの欧米主導の経済に終止符が打たれることになります。
しかし、そうすんなりいくだろうかという思いが私の中にはあります。
中国はすでにアフリカや東南アジア諸国に多額の援助を行うなど、覇権国家としての片鱗を見せています。
しかし、克服すべき課題は多々あるように見受けられます。
中国は共産党による一党支配体制になっていますが、そうした少数による支配体制は歴史的に見ればめずらしいものではありません。
しかし、現在の主流ではなくなっています。
16世紀のスペインは絶対王政でありましたが、当時は他の国も同じような体制であったため問題ではありませんでした。
政治体制が他の国と違うのに世界経済で主導権を握るというのは、難しいと思います。
2010年にグーグルが中国本土から撤退するという出来事がありましたが、そうしたリスクが相変わらず残るからです。
自らビジネスの機会を失っていることになります。
加えて、現在の中国は他の先進国と比べて自由が制限されています。
そうした抑圧されている環境下では、人材が流出する恐れがあります。
反政府的な知識人がアメリカ等へ亡命している話はよく聞きますし、富裕層がアメリカやカナダへ移民として移っているということも耳にします。
経済的に豊かになっても海外の方がいいと思っている国は、矛盾があるように思います。
体制の大転換がない限り、中国が覇権を握ることはないと私は見ています。
↓応援のクリックお願いします。
人気ブログランキングへ
■関連カテゴリー
世界の潮流
そう一筋縄にはいかないというのが私の見方です。
過去の例を見ますと、スペインにしろ、イギリスにしろ、凋落のきっかけは戦争でした。
今となってはおそらく国力を衰退させるような愚策は行わないと考えられますから、大規模な戦争はもうないだろうと思われます。
そうなりますと、もしアメリカから他の国(例えば中国)にその地位が取って代わられるとしたら、史上初の戦争を伴わない変容となります。
どういう変容を見せるのか、まったく予測不可能です。
また、もし中国が覇権国家となりますと、アジア国家が初めて主導権を握ることになり、これまでの欧米主導の経済に終止符が打たれることになります。
しかし、そうすんなりいくだろうかという思いが私の中にはあります。
中国はすでにアフリカや東南アジア諸国に多額の援助を行うなど、覇権国家としての片鱗を見せています。
しかし、克服すべき課題は多々あるように見受けられます。
中国は共産党による一党支配体制になっていますが、そうした少数による支配体制は歴史的に見ればめずらしいものではありません。
しかし、現在の主流ではなくなっています。
16世紀のスペインは絶対王政でありましたが、当時は他の国も同じような体制であったため問題ではありませんでした。
政治体制が他の国と違うのに世界経済で主導権を握るというのは、難しいと思います。
2010年にグーグルが中国本土から撤退するという出来事がありましたが、そうしたリスクが相変わらず残るからです。
自らビジネスの機会を失っていることになります。
加えて、現在の中国は他の先進国と比べて自由が制限されています。
そうした抑圧されている環境下では、人材が流出する恐れがあります。
反政府的な知識人がアメリカ等へ亡命している話はよく聞きますし、富裕層がアメリカやカナダへ移民として移っているということも耳にします。
経済的に豊かになっても海外の方がいいと思っている国は、矛盾があるように思います。
体制の大転換がない限り、中国が覇権を握ることはないと私は見ています。
↓応援のクリックお願いします。
人気ブログランキングへ
■関連カテゴリー
世界の潮流
この記事にコメントする
カレンダー
01 | 2025/02 | 03 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | ||||||
2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 |
9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 |
16 | 17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 |
23 | 24 | 25 | 26 | 27 | 28 |
Follow @miso_shintaro
カテゴリー
プロフィール
HN:
榊原慎太郎
HP:
自己紹介:
1980年生まれ
神奈川県横須賀市出身
好きな料理は鯖の味噌煮
好きな果物はバナナ
営業職のサラリーマンを経て、
公認会計士試験に合格後、会計事務所での勤務を経て2020年8月1日に独立開業
2017年よりふんどしを愛用
メッセージは以下のリンクよりお気軽にお送りください。
お問い合わせフォーム
神奈川県横須賀市出身
好きな料理は鯖の味噌煮
好きな果物はバナナ
営業職のサラリーマンを経て、
公認会計士試験に合格後、会計事務所での勤務を経て2020年8月1日に独立開業
2017年よりふんどしを愛用
メッセージは以下のリンクよりお気軽にお送りください。
お問い合わせフォーム
最新コメント
[12/15 NONAME]
[12/24 奥村]
[11/20 高橋 豊]
[11/20 榊原慎太郎]
[11/23 榊原慎太郎]
最新記事
最新トラックバック
アーカイブ
ブログ内検索
カウンター
P R
アクセス解析