パラレルキャリア

もし、リストラされたら、

一体どうしたらいいのでしょうか。

誠実に、一生懸命働けば避けられる問題ではないと私は思っています。
実際そんな人が大勢憂き目に遭ってきたのが最近の20年間ではなかったでしょうか。


社員「私には妻と子供がいて家のローンも残っているんです」

人事課長「そんなことは私には関係ない」

こんな会話が現実となれば悲劇です。


もし、この会話のとおりになってしまったら、やるべきことは一つしかありません。
新しい仕事を見つけることです。

何が何でもやるしかないでしょう。
とはいっても、簡単なことではありません。

■再就職できるかどうか

結局リストラされて何が困難なのかと言えばこの点に尽きます。

この不確実な現代において、どんな対処法があるかと言えば、

■リストラされてもいいように

しておくしかありません。

具体的には次のスタートをすぐに切ることができるようにしておくということになります。
そこで提唱されているのが『パラレルキャリア』という考え方です。

パラレルキャリアという言葉については参考となるサイトが幾つかありますので、検索して見て頂ければと思いますが、今従事している仕事の他に仕事やボランティア活動等を行うことをいいます。

俗に言う副業もパラレルキャリアの範疇に入ります。

副業があれば無収入になることはありませんから、次の仕事が見つかるまで生活の足しになると思いますし、副業を本業に格上げするということも可能です。

会社によっては就業規則で副業を禁じている場合が多いと思いますが、禁じておいてリストラはするというのはあんまりだと思います。

よって、会社も現代の不確実性を踏まえてパラレルキャリアを認めるべきだと思います。
その方が、今リストラの必要性がなくても、社員が外部で勉強する機会を与えることになりますし、コミュニケーション能力の向上も期待できるでしょう。
会社にとってもメリットがあると言えます。

今は、会社の仕事に専念することが必ずしも会社への忠誠心を育むことにはならないと私は考えます。
専念して裏切られたのではたまったものではありませんから。



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