さよなら運転免許証

運転免許の更新のため、警察署へ行ってきました。

今年から、マイナンバーカードに運転免許証の情報を記録することができるいわゆる「マイナ免許証」がスタートしました。

そのため、マイナンバーカードを持っている人は、運転免許の更新の際にどうするか選択することになります。


具体的には、以下の３つの選択肢から選びます。

A　従来どおりの運転免許証の交付を受ける

B　マイナ免許証にする

C　従来の運転免許証とマイナ免許証の両方を所持する


Aを選べば、これまでどおりということですので、特に言及することはありません。

Bを選ぶと、従来の運転免許証は交付されず、マイナンバーカードが運転免許証の役割を担うことになります。

そのため、運転時にはマイナンバーカードを携帯する必要がある他、警察官に免許証の提示を求められたときにはマイナンバーカードを提示することになろうかと思います。

このマイナ免許証にするメリットは、免許更新時の講習がオンラインで受講可能になることだそうです（優良と一般のみ）。

オンライン受講にすると、免許の更新手数料が300円安くなります（神奈川県の場合）。

そして、Cを選ぶと従来の運転免許証も使えると共に、マイナ免許証も使えるということで万能ではあると思います（オンライン受講もできます）。

ただし、この場合は免許更新の手数料が最も高くなります。


ということで、A、B、Cそれぞれの手数料は以下のとおりです（神奈川県優良運転者の場合）。

A　3,350円

B　2,600円

C　3,450円

オンライン講習にすると上記より300円安くなります。

Aの人はオンライン講習はできないので、BとCの人が選択できます。

今回、私はBを選択しましたが、これからマイナ免許証にするという話なので講習をオンライン受講できるのは次回からとなります。


さて、上述したとおり、私はBを選択しました。

理由は手数料が安いし、カードの枚数を減らせるからです。

そういうメリットはあるものの、不安がないわけではありません。

例えばレンタカーを借りるとき、マイナンバーカードでスムーズに手続できるのか疑問はあります。

あと、不便が生じたときに従来の運転免許証に戻せるのかは不明です。

AとCの手数料が100円しか差がないので、マイナンバーカードを持っている人はCが無難なのかもしれません。


それと、神奈川県では今年の8月から免許の更新手続は事前予約が必要になっています。

予約なしで警察署へ行くとどう対応されるかわかりませんが、門前払いされる可能性もありますのでご注意頂きたいと思います。


ひとまず、私は運転免許証とお別れしました。



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