一人当たり税引前当期純利益をチェックしてみよう

自分の勤めている会社の経営成績を知ることは、仕事をうまく進めるためには重要なことだと思います。

それを知らないでどうやって仕事ができるの！？

と言ってもいいのかもしれませんが、そこまで言わないにしてもぜひここだけはチェックしておいてほしい項目があります。

それは、

税引前当期純利益です。

さらに、それを従業員数で割った一人当たり税引前当期純利益は一度見ておくべきかと思います。

税引前当期純利益は、文字どおり税金が引かれる前の利益を表しており、費用として使ってしまうことも可能だったものです。

ひとつ例をあげて考えてみましょう。

社員数が10名で、ある年の税引前当期純利益が100万円の会社があったとします。
一人当たりでは10万円ということになります。

これは、使ってしまうことも可能ですから、例えば給料として支払うこともできるわけです。
つまり、この会社ではあと10万円は昇給の余地があるということができるのです。

あなたの昇給の余地があとどのくらいあるのかを一人当たり税引前当期純利益をチェックすることでおおよその検討をつけることができます。

毎年チェックしましょう。


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