私には関係ない、と言えなくなるかもしれない｜相続税

来年より相続税が改正されます。

基礎控除額が5千万円から3千万円に引き下げられます。

相続人が何人いるかで変わってくるものの、これにより5千万円くらいの資産を持っていれば、納税者になってしまう可能性が出てきました。


今は当てはまらないかもしれませんが、最近までは生涯年収2億円などとも言われておりました。

団塊の世代と呼ばれる層はそれくらいの収入があった人が多いと想像されます。

それからいくら残っているかが問題となりますが、結構な蓄えを持っている人もかなりいるはずです。

これまでは、いわゆる資産家と呼ばれる人達にしか関係なかった相続税が、一般のサラリーマン世帯にも及ぶことになるということです。

そして厄介なことに、税金を納めるのは資産を持っている本人ではなく、それを引き受ける相続人になります。


一般的には、子供ということになる訳ですが、団塊の世代の子供というのは30〜40代の私達の世代ということになります。

一度、親がどれくらいの資産を持っているのか確認しておいた方がいいと思います。

（うちの親はサラリーマンだったから大して持ってない）

などと高をくくっていると後でとんでもない目に遭うかもしれません。

そして、もし納税者になりそうなくらい資産を持っていることがわかったら、早めに対策を講じた方がいいと思います。


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