銀行員の苦悩

銀行の融資担当者は大変だと思います。

苦しい中小企業に融資してやりたくても、与信基準を満たさないために審査が通らないというジレンマが生じているからです。


その一方、与信基準を満たす優良企業はというと、自己資金が十分にあるために銀行から借りる必要がなかったりします。

優良企業からは借りてもらえず、融資審査に通らない今にも潰れそうな会社からは貸してほしいと懇願されるというのが今の銀行員の置かれている状況なのだろうと思われます。


熱意のある担当者は、

「上に掛け合ってみます」

と言って、一応融資審査にトライしようとするかもしれません。


しかし、上司に一蹴され、担当者の熱意は瞬く間にしぼんでしまう、そんな光景が目に浮かびます。

心が折れてしまう銀行員もいるのではないでしょうか。


銀行は人にお金を貸して利息を得ることで儲ける商売ですが、貸せる相手がどんどん減っており、若手の銀行員にとっては非常に苦しい環境だと思います。


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親の気持ち

我が子が誕生し、夫婦ともに喜びがMAXです。

子供が生まれることがこんなにも嬉しいことなのか、と。


そして、

（私が生まれたとき、両親もこのような気持ちだったのだろうか）

ということにも思い至りました。


子供とは、いてくれるだけで親に喜びを与えてくれる存在だとわかりました。

私も両親にとってそのような存在であったとすれば、私が両親からどれだけ愛情を注がれてきたか、自分が親になった今ようやくわかった気がします。


我が子を大切に育てたいと思う一方で、私を育ててくれた両親に対しても、もっと恩返しをしなければということを今回の出産をとおして思ったのでした。


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あの感動を忘れない

妻がいる病院を後にし、車を走らせる私。

１日前も同じように車を運転していたのだが、そのときと今の状況の変わりように驚く。

１日前は母の体内にあった命が今は独立した人間として存在しているのだ。


前夜、私は出産に立ち会った。

大変だとは聞いていたが想像以上だった。

それだけに生まれてきたときの感動も大きかった。

この素晴らしい瞬間に居合わせることができたのはラッキーだったと思う。


それも妻と出会えたおかげなのだということに思いを致すと、妻には感謝しかない。

ありがとう。


私はあの感動を忘れない。


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頑張れお母さん

頑張れお母さん

妻から呼び出しを受け、車を走らせる私。


（もうすぐ家族が増える）

そんな期待と興奮で、いつもより速度が出ている感じがする。


お産で男ができることはほとんどないというが、確かにそうだと思う。

現場ではオロオロするだけになってしまうかもしれないが、励まし続けたいと思う。

頑張れ、お母さん。


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仕事のことしか考えていなかった私

思えば、日頃私が考えていることは仕事のことばかりでした。

仕事で成果を上げるためにはどうすればいいか、成功するためにはどうしたらいいか、それしか考えていなかったと言っても言い過ぎではなかったと思います。


そんな私が、その考えを改めるに至ったのは結婚してからです。

（人生、仕事ばかりじゃないな）

と。


独身の頃の私は、休日でも読書など、自分（の仕事）にとってプラスになることだけを選んで過ごしていました。

意味もなく遊びに行ったりするのが嫌だったのです。

むしろ、他の人が遊んでいる間に差を広げようくらいに思っていたのです。


もちろん、そういう気持ちも持っていた方がいいと思いますが、遊びを全否定するのも良くないということに気づきました。

遊びから学べることもあるからです。

むしろ、遊びながら仕事をするくらいの感覚を持つべきなのかもしれないという気がしています。


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