あなたの人生を応援します。そんなメッセージを伝えるために、公認会計士であり、ライフスタイルサポーターを自称する筆者が日々の生活で感じたことや、お役に立ちそうな情報をお話しています。
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■配偶者控除
とは、
例えば妻に所得がない場合、夫の所得から一定額を控除して夫の納税額を少なくすることができる制度です。
これは、夫婦揃って所得がある場合、つまり共働きの場合は適用できません。
かねてより、
(それは不公平だ)
という声が出ており、それを受けて配偶者控除の廃止または縮小が議論されるようになったというのが現状であります。
先日、その結論を2016年度以降に先送りする決定がされたのですが、配偶者控除によって本当に不公平な結果が出ているのでしょうか。
以下で検証します。
※年収は月給のみでボーナスはないと仮定しています
※健康保険料および住民税は地域によって若干異なります
※健康保険料には介護保険料は含まれておりません(40歳未満を想定しています)
上の表は、配偶者控除が適用できるケース(A夫妻)と適用できないケース(B夫妻)の比較です。
A夫妻とB夫妻の世帯収入(480万円)は同じです。
しかし、A夫妻は夫の収入のみであり、妻は無収入(専業主婦)です。
他方、B夫妻は共働きでかつ夫婦揃って年収が同じであると仮定しています。
この違いによって、両者の納税額(社会保険料を含む)に差が出るのかということですが、ご覧のとおり差が出ています。
しかし、予想に反して配偶者控除控除を受けている方(A夫妻)の方が手取額が少なくなっています。
つまり、配偶者控除を受けているからといって必ずしもお得になっているわけではないということです。
じゃあ、配偶者控除があるのはズルいという声は一体何なのでしょうか。
これに答えるためにはもう一つ例を考えてみる必要がありそうです。
明日に続きます。
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とは、
例えば妻に所得がない場合、夫の所得から一定額を控除して夫の納税額を少なくすることができる制度です。
これは、夫婦揃って所得がある場合、つまり共働きの場合は適用できません。
かねてより、
(それは不公平だ)
という声が出ており、それを受けて配偶者控除の廃止または縮小が議論されるようになったというのが現状であります。
先日、その結論を2016年度以降に先送りする決定がされたのですが、配偶者控除によって本当に不公平な結果が出ているのでしょうか。
以下で検証します。
※年収は月給のみでボーナスはないと仮定しています
※健康保険料および住民税は地域によって若干異なります
※健康保険料には介護保険料は含まれておりません(40歳未満を想定しています)
上の表は、配偶者控除が適用できるケース(A夫妻)と適用できないケース(B夫妻)の比較です。
A夫妻とB夫妻の世帯収入(480万円)は同じです。
しかし、A夫妻は夫の収入のみであり、妻は無収入(専業主婦)です。
他方、B夫妻は共働きでかつ夫婦揃って年収が同じであると仮定しています。
この違いによって、両者の納税額(社会保険料を含む)に差が出るのかということですが、ご覧のとおり差が出ています。
しかし、予想に反して配偶者控除控除を受けている方(A夫妻)の方が手取額が少なくなっています。
つまり、配偶者控除を受けているからといって必ずしもお得になっているわけではないということです。
じゃあ、配偶者控除があるのはズルいという声は一体何なのでしょうか。
これに答えるためにはもう一つ例を考えてみる必要がありそうです。
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昨日、一昨日に続いて、この図を使ってお話をしたいと思います。
普通、能力が高くなるほど報酬も上がるといった具合に、能力と報酬は釣り合うと考えられますが、そのバランスが崩れるということも現実には起こり得ます。
昨日③についてはお話しましたので、今日は②の状態の人について見ていきたいと思います。
②は能力に比して報酬が多い状態を示します。
大した成果も上げていないにもかかわらず収入は多いという、かなりおいしい状況にあると言っていいかもしれません。
働く側としてはこれほどいいことはないでしょう。
自らが生み出した価値に相当する報酬に加えてプレミアも受け取っていることになるのですから。
普通、能力が高くなるほど報酬も上がるといった具合に、能力と報酬は釣り合うと考えられますが、そのバランスが崩れるということも現実には起こり得ます。
昨日③についてはお話しましたので、今日は②の状態の人について見ていきたいと思います。
②は能力に比して報酬が多い状態を示します。
大した成果も上げていないにもかかわらず収入は多いという、かなりおいしい状況にあると言っていいかもしれません。
働く側としてはこれほどいいことはないでしょう。
自らが生み出した価値に相当する報酬に加えてプレミアも受け取っていることになるのですから。
昨日に引き続いて、能力と報酬の関係について以下の図を基にお話したいと思います。
働いている人は皆①〜④のどれかに分類されます。
今日は③の人について見ていきたいと思います。
③は持っている能力に対して、報酬が少ないという状態です。
適正な報酬をもらっていないということであり、不満が出やすい状態と考えられます。
(私はこれだけの仕事をしているのにどうして評価されないんだ)
このような気持ちを持っている人は少なくないと思います。
働いている人は皆①〜④のどれかに分類されます。
今日は③の人について見ていきたいと思います。
③は持っている能力に対して、報酬が少ないという状態です。
適正な報酬をもらっていないということであり、不満が出やすい状態と考えられます。
(私はこれだけの仕事をしているのにどうして評価されないんだ)
このような気持ちを持っている人は少なくないと思います。
仕事をすればそれに見合う対価をもらえるというのが、現代社会の基本的な原則かと思います。
したがって、価値の高い仕事をすればそれだけ高い報酬が得られるということであり、能力の高い人ほど高い報酬を得ることができると考えていいかと思います。
つまりは能力に応じて報酬(収入)が決まるということであり、これに対して異論は少ないと思います。
もしも、全員がこの原則に当てはまれば、それはある意味公平であると言ってもいいかもしれません。
しかし、現実はそのように単純ではありません。
以下に、能力と報酬の関係について図に表してみました。
すべての人が上の4つの象限のどれかに分類されるはずです。
①および④の人は能力と報酬が釣り合っている状態です。
①は理想的な状態と言っていいでしょう。
自分はこれだけの仕事をやっているからこれだけ貰えているという、自信に満ち溢れた状態が想像できるかと思います。
誰もが羨む存在というような人は①の状態である場合が多いと思います。
また、④の人も報酬が少ないのは自分の能力が低いからと納得できるので不満は少ないと思います。
自分の待遇に納得できるので、努力して①を目指そうと前向きな気持ちにもなりやすいと思います。
問題となるのは②と③の人です。
明日に続きます。
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したがって、価値の高い仕事をすればそれだけ高い報酬が得られるということであり、能力の高い人ほど高い報酬を得ることができると考えていいかと思います。
つまりは能力に応じて報酬(収入)が決まるということであり、これに対して異論は少ないと思います。
もしも、全員がこの原則に当てはまれば、それはある意味公平であると言ってもいいかもしれません。
しかし、現実はそのように単純ではありません。
以下に、能力と報酬の関係について図に表してみました。
すべての人が上の4つの象限のどれかに分類されるはずです。
①および④の人は能力と報酬が釣り合っている状態です。
①は理想的な状態と言っていいでしょう。
自分はこれだけの仕事をやっているからこれだけ貰えているという、自信に満ち溢れた状態が想像できるかと思います。
誰もが羨む存在というような人は①の状態である場合が多いと思います。
また、④の人も報酬が少ないのは自分の能力が低いからと納得できるので不満は少ないと思います。
自分の待遇に納得できるので、努力して①を目指そうと前向きな気持ちにもなりやすいと思います。
問題となるのは②と③の人です。
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当ブログのタイトルは、「榊原慎太郎一人はみんなのために」となっております。
これは、筆者である私が誰かの役に立ちたい、感謝され喜んでもらえるようなことをしたい、そんな人生を目指すことを念頭に選んだものであります。
また、私の小学校時代の先生が「One for all All for one」という言葉を愛していたこともあり、その影響を受けて拝借した、という経緯もあります。
(先生には伝えました)
さて、ではどうしたら人の役に立つことができるでしょうか。
人のお役に立つには、人のお役に立てる何かを持っていることが必要です。
つまり、何らかの価値を与えることが必要になってくるということです。
当然にして、価値を与えられるような存在にならなければいけないということにつながりますので、結局のところ己を磨くことこそ肝要という結論になります。
さらに言えば、時代は刻々と変化しますから、日々変わり続けようという気概を持つことは極めて重要と考えます。
明日は今日より1歩進み、明後日はさらに1歩進む、そういう意識を忘れないようにしたいものです。
それが人の役に立つと信じて。
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また、私の小学校時代の先生が「One for all All for one」という言葉を愛していたこともあり、その影響を受けて拝借した、という経緯もあります。
(先生には伝えました)
さて、ではどうしたら人の役に立つことができるでしょうか。
人のお役に立つには、人のお役に立てる何かを持っていることが必要です。
つまり、何らかの価値を与えることが必要になってくるということです。
当然にして、価値を与えられるような存在にならなければいけないということにつながりますので、結局のところ己を磨くことこそ肝要という結論になります。
さらに言えば、時代は刻々と変化しますから、日々変わり続けようという気概を持つことは極めて重要と考えます。
明日は今日より1歩進み、明後日はさらに1歩進む、そういう意識を忘れないようにしたいものです。
それが人の役に立つと信じて。
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プロフィール
HN:
榊原慎太郎
HP:
自己紹介:
1980年生まれ
神奈川県横須賀市出身
好きな料理は鯖の味噌煮
好きな果物はバナナ
営業職のサラリーマンを経て、
公認会計士試験に合格後、会計事務所での勤務を経て2020年8月1日に独立開業
2017年よりふんどしを愛用
メッセージは以下のリンクよりお気軽にお送りください。
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