勉強しなければ現状維持さえ難しい

昨日は、

知らなくても通用してしまうフィールドがある、

というお話をしました。

こうしたフィールドはこれからも拡大されていくと思われます。
そらなら、勉強して知識を蓄えることは不要なのか、

と思うかもしれません。

答えはその反対で、不要になるどころか、勉強しなければ終わりです。
今の場所に留まることさえ難しくなると思います。

今や多くの単純労働は外国人労働者に取って代わられてしまいました。
それでもまだ、国内の仕事では日本語が使われていますから、その部分では日本人に仕事が与えられています。

しかし、たとえば優れた翻訳ソフトができたら、必ずしも日本語ができなくてもいいという話になりかねません。

もしそうなれば、一体どうなってしまうのでしょうか。

深い知識が必要でないフィールドが増えれば増えるほど、勉強しなければ生き残れないというのは逆説めいた感じがしますが、おそらく事実です。

仕事が簡単になればなるほど、代わりもどんどん出てくるということですから、自分の付加価値を高めていかないと、そこに留まることも難しい時代だということです。


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知らなくても通用してしまうフィールドがある

今の時代、知らなくても通用してしまうということはいろいろあると思います。
たとえば、自動車の構造を知らなくても運転はできてしまいます。

この時期四半期決算という会社が多い思いますので、とりあげたいと思いますが、
経理の仕事にもそんな一面があるのではないでしょうか。

現在多くの会社が何らかの会計システムを持っていると思います。
そしてその多くは、取引記録の入力（仕訳）をしてしまえば、元帳への転記も自動的に行われるものだと思います。

これは、業務を簡素化するという面で絶大な威力を発揮すると思います。
また、それほど多くの会計知識を持たずとも仕事ができてしまうという面もあると思います。

システム化が進むことによって、会計理論に精通しているよりも、単純な入力作業が卓越している方が重宝されるということさえあるかもしれません。

現実の世界では、必ずしも最も知識のある人間が活躍できる訳ではないということは肝に銘じておくべきかと思います。


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榊原慎太郎一人はみんなのために【2012上半期ベストオブブックス】

今日はこの半年間で読んだ本の中でよかった本を紹介したいと思います。


私の履歴書経済人2

こちらは日本経済新聞の連載記事を書籍化したものです。
おもしろいですし、勉強にもなります。
3以降のシリーズも読んでいきたいと思います。


グルメ以前の食事作法の常識

知っておきたい食事のマナーが解説されています。


竜馬がゆく

坂本龍馬は31歳のとき暗殺されました。
私も同じ年齢になったということで、読んでみました。


オットー　戦火をくぐったテディベア

第2次世界大戦から戦後にかけてのお話です。
感動的なお話だと思います。
今どきの子供がこれを読んでどう感じるかも興味深いところです。


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【まるで駅前のカフェのような雰囲気でした】有楽町献血ルーム

有楽町献血ルーム
http://www.tokyo.bc.jrc.or.jp/rooms/roomhp/room18.html

へ行ってきました。

人生２度目の献血でした。

さすが有楽町と言うべきでしょうか。
日曜日ということもあって、献血ルームは大変な賑わいでした。

（こんなに来てるのか）

思わずため息が出ました。
待合ルームは腰掛ける場所を探すのに苦労するほどでした。

しかし、待っている間、飲み物は飲み放題ですし、お菓子も好きなだけ食べられますので、ほとんどカフェにいるのと同じような感覚でくつろぐことができます。

献血中も、チェアーに液晶テレビが付いていて、テレビ番組を楽しむことができるなど、楽しく献血してもらおうという配慮が随所に見られます。

これからも献血を続けたいと思います。


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【そこは疑いの気持ちの起こらないすがすがしい空間だった】ダイアログ・イン・ザ・ダーク

先日行ってきました

ダイアログ・イン・ザ・ダーク
http://www.dialoginthedark.com/

につきまして、感想を付け加えたいと思います。

ダイアログ・イン・ザ・ダークは、複数の参加者で何も見えない真っ暗闇な世界を体験するという催しです。

何も見えませんから、参加者同士で声を掛け合うことがとても重要になります。

例えば、しゃがんで地面がどうなっているかを調べたりするときには、

「しゃがみます」

と声に出して伝えることになります。
そうしますと、（ああしゃがんでいるんだな）ということがわかる訳です。

しかし、そこでおもしろいのは、

本当にしゃがんでいるかはわからない、
（触れない限り）

ということです。

でも私は他の参加者にそう言われたとき、これっぽっちも疑いませんでした。
後になって考えると、これは驚くべきことのように思います。

事実を知る術がないのにどうして信じることができたのか、私はあの空間に不思議な力があるような気がしています。

もし私以外の方も同様で、お互いに信じ合うことしか念頭になかったならばこれほどすがすがしいことはないのではないでしょうか。

ダイアログ・イン・ザ・ダーク
http://www.dialoginthedark.com/

イチオシです。


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