榊原慎太郎一人はみんなのために【2013ベストオブブックス】

今年もこの1年間読んだ本の中でよかったものを紹介したいと思います。


■最も泣けた本


とんび

今年、テレビドラマでもやっていましたので知っている方は多いかもしれません。

序盤から泣いてしまいました。



■興味を引いた本


2033年 地図で読む未来世界

題名のとおり、2033年つまり今年から20年後の世界がどうなるのか、というのを科学的に分析しています。

特に、地球環境の変化に関しては示唆に富む内容となっております。

グラフや写真が多く盛り込まれており、ビジュアル面でも関心を引きつける1冊かと思います。


■大賞


道は開ける　新装版

こちらは多くの方が良書として推薦しておりますが、本当に素晴らしい内容です。

もっと早く読んでおけばよかったと思うくらいです。

まだ読んでいない方は読んだ方がいいと思います。


毎年、ビジネス書から小説、絵本に至るまで幅広く読んでおりますが、読書が自分のレベルを高めてくれるものと確信しています。

来年も良い本と巡り会いたいものです。



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チュンチュンという鳴き声は癒されます

スズメ――つかず・はなれず・二千年

身近過ぎるせいなのか、あまり関心が払われていないかもしれません。

本書はそんな近すぎてあまり知られていない鳥、スズメにスポットを当てています。

私が住んでいる住宅密集地においては、スズメはありがたい存在です。
虫を食べてくれるからです。

もしスズメが虫を食べてくれなければ、家に侵入してくる虫の数はもっと増えていることでしょう。
虫が嫌いな人はスズメに感謝しなければなりません。

ただし、農村ではお米を食い荒らす悪者という一面もあります。

しかし、一方で害虫や雑草の種子を食べてくれるという側面もありますので、やはり共存して暮らしていくことが望ましいと言えるのではないでしょうか。

今後もスズメに対しては温かい目で見守っていきたいものですね。


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あと７冊

私はこれまでに読んだ本を記録するようにしています。

その理由は、何冊読んだのかを確認するためなのですが、今年はあと7冊で100冊に到達します。


■数よりも中身をちゃんと頭に入れることの方が重要だ

という考え方もあると思いますが、今のところ私はとにかくたくさん読むことを意識しています。

その点で言えば、100冊でも少ないくらいです。

人間の心理として、数字の桁が1つ違うだけで大きく印象が変わるものです。

必ずや残りの7冊をクリアして新しい年を迎えたいと思います。


おススメの本がありましたらご紹介頂けると幸いです。




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学校の対応を改めて問う｜大津中２いじめ自殺

大津中2いじめ自殺 学校はなぜ目を背けたのか

あの衝撃的な事件から2年が過ぎました。

本書は、当時中学2年生だった男子生徒の自殺に至った背景とその後の対応について、記者の取材を元に編集されたものですが、やはり問題視されているのは学校や教育委員会の対応ということになるでしょうか。

大津中の事件に関しても、学校と教育委員会の対応がお粗末であったために騒ぎが大きくなったといえます。
警察が捜査に入るという異例の展開にもなりました。

自殺の原因として、いじめの疑いがあるケースであっても学校は大抵「いじめが原因と断定することはできない」という感じの極めて曖昧な発表をすることが多いですが、本件も例外ではありませんでした。

これが私には理解できないところです。

なぜ、最初にいじめありきで調査をしないのか、

自殺の原因を家庭の問題にすり替えようとしたり、いじめでないところから原因を探っていくというスタンスは間違っていると思います。

誠実に行った調査の結果として、いじめが原因でないという結論になれば、それはそれで結構だと思いますが、

実際にはいじめが行われていたのに、

■いじめではなかったことにしよう

というようなことは絶対に許されないことだと思います。


しかも、

「いじめが原因とは言い切れない」

と最初に言っておきながら、後になって、

「実はいじめがありました」

みたいな事例がなんと多いことか。
嘆かわしいことです。


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【大切なことを教えてくれる一冊】旭山動物園の奇跡

旭山動物園の奇跡


今や全国屈指の人気スポットとなった旭山動物園について、廃園の危機から現在の人気を得るに至るまでのプロセスを追ったお話です。

苦難に立ち向かって、決して諦めなかったことが、こうした奇跡を成し得たのだろうと考えられますが、なぜ諦めなかったのかといえば、やはり情熱なのだろうと思います。

私も情熱を持ち続けなければならないと本書を読んで強く感じました。


また、旭山動物園には是非一度行ってみたいと思いました。


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