あなたの人生を応援します。そんなメッセージを伝えるために、公認会計士であり、ライフスタイルサポーターを自称する筆者が日々の生活で感じたことや、お役に立ちそうな情報をお話しています。
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株式会社以外の会社は以下の3種類があります。


■合名会社

■合資会社

■合同会社

です。

この3種類を合わせて持分会社と言ったりもします。

株式会社と持分会社の違いは所有と経営の分離です。


株式会社は出資者(株主)と経営者(取締役)が同一人物である必要はありません。

他方、持分会社は出資者と経営者が同一人物でなければなりません。

どちらも人数に制限はありませんが、この点が決定的な違いとなります。


さて、合同会社、合資会社、合同会社は所有と経営が一致するという点で共通しますが、ここから違いについて見ていきたいと思います。

それぞれの特徴を一言で表すと以下のようになります。


■合名会社
全社員が無限責任を負う

■合資会社
無限全責任を負う社員と有限責任を負う社員がいる

■合同会社
全社員が有限責任を負う


出資する人のことを社員というのですが、この人達がどこまで責任を負うのかという点に違いがあります。

まず、有限責任について触れると、要は出資した金額まで責任を負えばいいというのが有限責任です。

例えば、100万円出資して、その後大きな損害を出したとしても、出資した100万円以上の責任を負うことはないというのが有限責任です。

これに対し、無限責任というのは発生した損害すべてに対して責任を負うということになります。

つまり、合名会社、合資会社、合名会社の違いは責任を負う度合いが違うという理解で良いと思います。


現在、わざわざ無限責任で会社を経営したいという人はいないと思いますので、設立するなら合同会社だろうと思います。

近年で合名会社や合資会社が設立されたという例を私は聞いたことがありません。

一方、合同会社は増えている印象です。

大きなところですと、Amazonの日本法人が合同会社です。


日本で合同会社ができたのは2006年からです。

まだ歴史は浅いですが、フリーランスが法人化する場合などこれから新たに会社を設立する場合はコスト面で有利ですので、合同会社という形態も検討するといいと思います。



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榊原慎太郎
自己紹介:
1980年生まれ
神奈川県横須賀市出身
好きな料理は鯖の味噌煮
好きな果物はバナナ
営業職のサラリーマンを経て、
公認会計士試験に合格後、会計事務所での勤務を経て2020年8月1日に独立開業

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