人を喜ばすハードルは年齢とともに上がる

子どもが立って歩くようになったり、初めて言葉を喋ったときというのは、親として嬉しいものだと思います。

親でなくてもそういう光景を目の当たりにしたときには微笑ましい気持ちになるものだと思います。

その一方で、当の子どもの立場から見てみますと、別に親を喜ばせようとしてやったわけではありません。
誰のためかといえば自分のためです。

子どものうちというのは、大して意識しなくても人を喜ばすことができる、と言えると思います。

しかし、だんだん年を取っていきますと、そういうミラクルはほとんど起こらなくなります。

大人になって人を喜ばせるためには、

■喜ばせよう

という明確な意思を持って行動しないと大概の場合無理です。

自分のことだけでなく、他人のことも考えられるようになることが、つまりは大人になるということなのかもしれません。


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