趣味は必要か②

趣味は必要か、

ということについて考えています。


趣味について、作家の村上龍氏は、

■趣味はリタイアした老人のもの

と断じています。

（「13歳のハローワーク」より）


これは、言い方を変えれば、

■若者に趣味は不要

と受け取れます。


現代の一般的な感覚からすると、趣味をたくさん持っている人に対して羨望や憧れを抱きがちです。

（趣味をたくさんお持ちなんですね）

と好感を抱きがちです。

しかし、趣味が多いということは、それだけ各方面に力を分散していると見ることもできるのではないでしょうか。

極端な話、趣味なんかなくして全ての時間を仕事に注ぎ込めばもっと大きな成果が期待できるのではないでしょうか。


私の場合、読書やこのブログを書くことが趣味ということになるのかもしれません。

しかし、娯楽で行っているのではありません。


趣味がもっぱら娯楽を意味するのであれば、実は私には趣味がないということになるのかもしれません。

今の私に娯楽を楽しむ余裕はありません。


無趣味、いいじゃないですか。

趣味がないということは、それだけ仕事にほとんどの時間を投下しているということです。

それは立派なことです。

だから、趣味がないという人は、そのことを嘆くのはやめてむしろそのことを誇るべきでありましょう。


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