たすきをつなぎたい｜箱根駅伝

今年の箱根駅伝は青山学院大学の２連覇で幕を閉じました。

今年も見応えのあるレースでありました。


箱根駅伝には、優勝争い以外にもシード権をかけた争いや、時には残酷とも言える繰上スタートのドラマといった魅力があり、ファンを惹きつけます。

今年も最終10区にかかる中継所において、神奈川大学があと数秒というところでたすきをつなぐことができなかったというシーンがありました。


（もう見えているのだから渡してあげたっていいじゃない）

と思った視聴者も少なくないのではないでしょうか。

繰上スタートに関するルールについては脇に置いておくとして、とにかく選手はたすきをつなぐことに執念を燃やしているというのは間違いないでしょう。

（絶対たすきをつなぐんだ）

という強い思いがあるから、どんなに苦しくても頑張れるし、その懸命さが多くのファンを惹きつけることにつながっているのだと思います。

その必死さが視聴者である私にもびんびん伝わってきますから、繰上スタートというのはさぞ悔しいことだろうと察せられます。


今回たすきをつなぐことができなかったチームにおかれましては、この悔しさをバネにしてほしいと思いますし、卒業してしまう人はこの経験が次の舞台で必ず役に立つと信じて頑張ってほしいと思います。


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