言うことは一つに絞ろう

自己紹介で何を言うかについて、趣味やキャリア、あるいはその両方など、いろいろと考えれます。

趣味やキャリアに関連しなくたっていいと思います。

良い印象を残せさえすれば、結局のところ何を言ってもいい訳です。
しかし、言うことは一つに絞るのが賢明でありましょう。

いろいろなことを言い過ぎると、かえって印象が薄れることになるからです。

例を出して比較してみます。

【悪い例】
私の趣味は釣りとドライブとサッカー観戦です。
釣りは近くの磯で子供の頃から釣っています。
ドライブは峠を攻めるのが好きです。
サッカーは横浜FCを応援しています。

これだと多趣味だという印象は与えるかもしれませんが、それだけです。
しかもこのような言い方だと先に言った釣りとドライブは忘れられる可能性が高いです。

固有名詞が登場したサッカー観戦が具体性という観点では一番有望だと思いますのでサッカー観戦に絞って話をしてみます。

【良い例】
私の趣味はサッカー観戦です。
横浜FCを応援しています。
カズが今シーズン初ゴールを決めた試合は思わず隣の人と抱き合ってしまいました。
カズダンス最高でした。

これだと、横浜FCがどれだけ好きかというのが伝わると思います。
“どれだけ”という点を伝えることが重要なのです。

悪い例ではそれが伝わりません。

これくらいのことを釣りやドライブでもやろうとすると、今度は時間が長くなって、聞き手の集中力がなくなりますので、やはり一つに絞って話をするのがいいと思います。

聞き手は、既に発表の終わった人を除いて、自分の順番になったら何を言うかに気を取られており、必ずしも注意深く耳を傾けているとは言えません。

そんな状況でありますから、インパクトのある話を一つだけされるのがよろしいかと思います。

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