中小企業が経理をしっかりすべき３つの理由

会計事務所の重要な仕事の１つは、経理指導です。

中小企業に対して、しっかりと会計記録を残すことの重要性を話しています。


その理由は３つあります。

中小企業の場合、経理面で関係してくる利害関係者は税務署等の税務当局と銀行です。

対税務署が第1の理由で、対銀行が第2の理由です。


税金の計算は正確な経理処理ができているかどうかが大きなウェイトを占めます。

したがいまして、経理がいい加減ですと、税務署は

（ちゃんと税金の計算ができていないのではないか）

と疑念を抱くことになります。

余計な詮索を受けないために、しっかり経理をしましょう。

次に、銀行に対してはより良い条件で融資を受けるためです。

銀行が重視するは、

■ちゃんと返済してくれるかどうか

というところです。


したがいまして、儲かっていること（黒字であること）が最低条件ですが、それが本当かどうかの検証が容易であるとなおいいでしょう。

経理がいい加減ですと、

（粉飾しているんじゃないだろうか）

と疑念を抱くことになります。

余計な詮索を受けないために、しっかり経理をしましょう。


そして、第3の理由は、

■自分の経営のため

です。

これが一番大事です。

ちゃんと経理をしないで、どうやって自己分析をすることができるでしょうか。

経理をいい加減にするということは、自分の経営をいい加減にしているのと同義です。

自分の経営を発展させたかったら、経理をしっかり行うことが必須です。

会計事務所はそのための手助けをしているのです。


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