あなたの人生を応援します。そんなメッセージを伝えるために、公認会計士であり、ライフスタイルサポーターを自称する筆者が日々の生活で感じたことや、お役に立ちそうな情報をお話しています。
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経理の仕事とは何なのか、実際の仕事の進め方をお話したいと思います。

端的に言えば、企業が行った取引を記録し、決算書を作成することが経理の仕事です。

例として、八百屋さんが大根を100円で仕入れ、それを120円で販売した場合、どのように記録していくのか見ていきます。


まず、仕訳という処理を行います。

複式簿記を用いて、以下のように記帳します。
(決済はすべて現金で行われたことにします)

(借方)仕入  (貸方)現金  100円  市場より大根を仕入れた

(借方)現金  (貸方)売上  120円  お客さんに販売した

こんな感じで、仕訳帳という帳簿に記入します。


次に、仕訳帳に記入した結果を総勘定元帳という帳簿に転記します。

総勘定元帳は各勘定科目毎に作られ、今回の例では「現金」「仕入」「売上」という3つの勘定科目が登場します。

現金は100円使って120円手に入れたので、残りが20円です。

仕入は100円。

売上は120円です。


そして、総勘定元帳が出来上がると、それを基に決算書を作成するというのが経理の流れとなります。

この例では、20円の利益(黒字)という決算になります。
(厳密には税金を考慮する必要があります)

実際には、日々行われる大量の取引を処理することになるのでなかなか大変です。

しかし、現在は会計ソフトを使うことで仕訳の入力をするだけで、総勘定元帳への転記と決算書の作成ができるようになっています。

ですので、現在の経理事務というと、レシートや請求書を見ながら仕訳入力をするというのが主な仕事となります。


また、取引先に送る請求書の作成や給与計算などの事務全般を行うことが特に小さな会社の場合は多いかと思います。

経理で気を付けるポイントは、レシートや請求書に載っている金額を正確に記録することです。

ここで間違うと、決算書も間違ってしまいます。


決算書は融資を受ける場合など、会社の経営に重要な影響があります。

ですので、経理という仕事は意外と責任が大きい仕事と思います。


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プロフィール
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榊原慎太郎
自己紹介:
1980年生まれ
神奈川県横須賀市出身
好きな料理は鯖の味噌煮
好きな果物はバナナ
営業職のサラリーマンを経て、
公認会計士試験に合格後、会計事務所での勤務を経て2020年8月1日に独立開業

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