時給900円と月給30万円の差

1億総中流という時代は終わってしまいました。

いつからそうなったのかはっきりわかりませんけど、今や30代でも時給900円のアルバイトということも珍しくなくなりました。


他方、運良く正社員として就職できた人なら、30代半ばにもなれば月給30万円くらいもらえるかもしれません。

1日の労働時間が8時間、月20日の出勤日数とした場合、1ヶ月の労働時間は160時間となります。
これを基に、月給30万円の人の時給を算出してみますと、

1,875円となります。

900円の2倍以上です。

それでも月給30万円というのは年収にすれば360万円に過ぎません。

大企業に所属する人なら、ボーナスもあって年収で400万〜500万円台という人が多いのではないでしょうか。

それを思うと時給900円というのがいかに少ないかというのがわかるというものです。
現在進行形で拡大している格差は、低所得者層を急速に増やしているところに問題があります。

私は子供の頃、このような未来が訪れるとは夢にも思いませんでした。
誰もが会社に就職して、安定した収入が得られると思っていたんです。

明日に続きます。


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