日本の税金｜所得税②【課税の根拠】

※本日の記事は『税金』に関する記事です。
税金に興味のない方、または既に税金についてご存知の方は読まない方がいいと思います。
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榊原慎太郎

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所得税とは所得にかかる税のことですが、なぜ所得（収入）を得ると税金を払わなければならないのでしょうか。

それは、税金というものの性格を考えればわかります。
税金とは、国または自治体に納める会費のようなものだ、というお話を以前いたしました。

あなたが、日本という国において労働等の活動を行って所得を得たということは、すなわち日本という国家を利用したということであり、その利用料としての意味での会費を支払うのが当然でしょ、というのが根拠です。

会社で働くにしろ、個人で事業を営むにしろ、何らかの公共サービスを受けているのは確実であり、それを使って所得を得たのだから、その一部を税金として納めてくださいね、ということです。

これは、所得税以外の税目についても言えることであります。

明日は、所得税にかかる税率について見ていきたいと思います。

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