退職金をどう使うか

3月末に定年退職された方の中には退職金が支給された方もあるでしょう。

学校を卒業して一貫して同じ会社で働き続けたならば、2,000万円以上もらったという方もあると思います。


そのお金をどう使うか、

というのは大きな問題です。

退職金が入りますと、それを嗅ぎつけた金融機関がこぞって投資信託の勧誘に来る、という話をしばしば耳にしますが、それに乗っかるのは良策なのでしょうか。

今日は、私だったら退職金をこんなふうに使う、というのをお示したいと思います。

仮に、私が定年退職して、2,000万円の退職金をもらったとしたら何に使うでしょうか。

私だったら、半分を残して、残りのお金で株式会社を設立します。
資本金1,000万円なら十分な規模です。

といっても私自身は事業にタッチしないで、若い取締役を選任し、その人にやってもらうのです。

会社が利益を出せば配当を得ることができます。
もし、配当金が毎年一定額以上確保できれば、それは年金と同じ役割を果たすことになります。

私が65歳になる頃には公的年金制度が維持されているか極めて怪しいものがありますので、設立した会社から配当金があるというのは心強いことだと考えます。

ただしビジネスですから、赤字になることも有り得ます。
そうなったら配当金を年金代わりにお気楽な老後ライフというのは絵に描いた餅になります。

だから私は若者の発掘に余念がないのです。

また、親族に取締役をやってもらうことは考えていません。
親族にやらせると解任するときに厄介なことになりそうですから。


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