給料が上がらないのはなぜか②｜給料が上がる仕組みを理解しよう

（昨日の続き）

榊原慎太郎株式会社では、Aという社員を雇っています。


ある年の会社の成績は以下のようでした。


費用400のうちAの給料は100でした。
これからAの給料が上がるためには、どうなったらいいでしょうか。

基本的には以下のパターンになることが必要です。



■売上が増える（B）

■費用が減る（C）

あるいはその両方が実現することによって、利益が増えることが必要になります。

つまり、会社が儲からなければ給料は上がらないということです。

（この会社の例では、ベースとなる利益が100ありますので利益が増えなくても利益を削って昇給させることはできます。しかし、それは長続きしないことは理解できると思います）


給料が上がらないと嘆いておられる方は、まずご自分の会社が儲かっているかを確かめてほしいと思います。

儲かっていなければお話になりません。
諦めてください。


しかし、現実を見てみますと、儲かっているにもかかわらず、給料が上がっていないという現象が起こっているように見受けられます。

明日はこの現象について考えてみたいと思います。


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