会計事務所で持っていると有利な資格（その１）

会計事務所で働くにあたって有利な資格を紹介したいと思います。


■簿記検定

簿記は会計事務所で働くにあたってベースとなる知識です。

簿記検定はいくつかの団体が実施していますが、現在最もメジャーなのは日本商工会議所主催の日商簿記検定です。

会計事務所の求人では、日商簿記２級または３級合格を条件にしているところも多いです。


■FP（ファイナンシャルプランナー）

会計事務所では、顧客の資金調達等ファイナンス関連の相談を受けることがあります。
そのため、FPの知識は役に立ちます。

国家資格と民間資格があります。


■行政書士

顧客によっては行政当局の許認可が必要な業種もあり、それらの申請やその他行政手続を行うことがありますので、持っていると重宝されると思います。


■中小企業診断士

会計事務所は顧客の大半が中小企業であり、中小企業診断士の資格があれば顧客のサポートを強力に後押しできるかと思います。


■社会保険労務士

社会保険労務士は、年金等の社会保険や労務に関する専門家です。

企業経営において避けて通れない分野ですので、税理士と社会保険労務士がタッグを組んで事務所を経営することもよくあります。


■不動産鑑定士

不動産鑑定士は、読んで字のごとく不動産鑑定の専門家です。
特に、相続税をメインに取り扱っている事務所では重宝されるでしょう。


■宅地建物取引主任者

通称宅建。
こちらは不動産の取引に関する資格です。

そのため、不動産会社を顧客に持つ場合は業務内容を理解するのに役立ちますし、そうでなくても顧客が不動産を購入または譲渡等する際にはその知識を活かしてアドバイスをすることが可能となります。


こうして挙げてみますと結構ありますね。
まだまだ出てきそうな感じですので、明日に続けることにします。


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