盛り上がった高校野球

夏の高校野球は大阪桐蔭の優勝で幕を閉じました。

私の地元桐光学園は、緒戦で奪三振記録を樹立し、にわかに期待が高まりましたが、準々決勝で敗退してしまいました。

ただし、ピッチャーをはじめベンチ入りメンバーの多くが２年生以下であるため、来年は大いに期待が持てます。

さて、大阪桐蔭に話を戻しますと、甲子園では５試合で得点29に対し、失点はわずかに5でした。
防御率1.00ということですから驚異的な守備力です。

特に決勝と準決勝を無失点で抑えたというのは圧巻でした。
今後はエースの藤浪投手の去就に注目が集まりそうです。

私の個人的な希望としましては、低迷している阪神の救世主になってほしいと思いますが、競合が予想されるため果たしてどうなるでしょうか。

それにしても高校野球を見ていてつくづく思うのは、いいピッチャーが一人いれば勝ち上がる可能性が高いということです。

高校野球の場合は、本番で初めて対戦するということもあるでしょうし、練習試合で対戦していたとしても、プロのように何回もという訳には参りません。

加えて、その時点より成長しているということもあり得るため、データはあまり当てにならないでしょう。
そうした点から、そもそもバッターに不利なプレー環境であると思われます。
桐光学園が22の三振を奪ったあの試合は、結局その試合中に球筋を見極められなかったことを示しています。

また、バッターの場合は凄すぎると敬遠されるおそれがあるため、勝利のためには優れたバッターより優れたピッチャーが必要ということになるのだと思います。


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