韓国について

韓国の李大統領が竹島を訪問したのをきっかけに日韓関係がぎくしゃくしています。

この問題だけを取り上げると日本と韓国はいがみ合っているような印象を受けますが、本当のところはどうなのでしょうか。

私は韓国へ行ったこともなければ、知人もありませんので、メディアの情報を見ての印象ということになってしまうのですが、韓国の繁華街の様子は日本の街とそっくりに見えます。

広告看板にあふれ、雑然とした感じはよく似ていますし、歩いている人も見た目は日本人とほとんど変わりませんから、文字がハングルでなければ日本の街を歩いているのと変わらないのではないかという気さえします。

この点を見る限りでは、現代の文化は概ね共有されているような気がしています。

また、韓国の子どもは日本のマンガをよく読んでいると聞きますし、最近では韓国のアイドルグループが日本にやって来てヒットするようにもなりました。

少なくとも民間レベルでは交流が非常に活発であるというのは、はっきりしていると思います。

しかし、歴史認識に関する問題となると、お互い態度が硬化してしまうのはどういうことなのでしょうか。
この問題が将来も永遠に続くとすれば、不幸なことだと思います。

日本政府はここ最近の韓国の対応を受けて、韓国国債の購入計画を凍結することを検討しているようです。

私は凍結せずに購入すべきだと思います。
こういう報復的措置は、よい結果を生まないような気がします。

キリストは、隣人を愛し、敵を愛しなさいと教えています。
韓国では、国民の４分の１がキリスト教徒だといいます。

私たちが良き隣人としてやっていくためには、お互いに愛する心を育めるかどうかが鍵になるのではないでしょうか。

そのためには相手のことをよく理解しなければなりません。
韓国という国と人を、私たちはもっと勉強した方がいいと思います。

■参考書籍

きみにもできる国際交流〈2〉韓国

（今日のお話とは直接関係しませんがこちらも）

半島へ、ふたたび

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