マスクをする高校生

ここ数年、マスクをしている高校生をよく見かけます。

私が高校生だった頃はマスクなんて一度もつけたことなかったですし、周りにもいませんでした。

これは一体どういう変化なのでしょうか。
高校生の体力が低下していて、風邪にかかりやすくなっているのでしょうか。

年々子供の体力が低下しているという話は耳にしますが、それだけではないような気がします。

この何年かの間にマスク自体がとても使いやすくなってきているということが考えられます。

私が高校生だった頃のマスクは布製で、呼吸はしづらいし、蒸れるし、不快極まりないものでした。
しかし、現在のマスクは紙製が主流になっており、通気性が大幅に改善され、また、呼吸に配慮して、立体的な構造をとるものまで現れました。

こうしたマスクのイノベーションがあったために、使用のハードルが低くなったという点は十分な理由となりそうです。

また、人々の意識の変化も要因として考えられます。
菌やウィルスを拡散させないため、という周囲に対する配慮の意識が高まっているように思いますし、逆に予防という観点からマスクを着用するという感覚も育ってきたように思います。

抜け目のない高校生は、自分が健康であっても人から移されないようにマスクをしているのかもしれません。



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