仕事を覚えるのは二の次

（昨日の続編的なお話になりますので昨日の記事をご覧になっていない方は先に昨日の記事をご覧頂くことを推奨します）

社会人になったばかりの頃の私は仕事を覚えることに注意が向いていました。

仕事を覚えることはもちろん重要なことです。
しかし長い目で見ればそれは最も優先すべきことではない、というのが今の私の見解です。

仕事を覚えるのは目的として２番目でいいです。
では何が１番目にくるかといえば、コミュニケーションです。

このように意識付けを変えることによるメリットは以下のようなことが考えられます。

まず、仕事に対する緊張感が緩和できます。

仕事を覚えようということに強い意識が働くと、ミスをしないようにという心理が働きやすくなると思います。
そうすると萎縮してしまってかえって自己アピールが不十分になる可能性があります。

そこで、仕事を覚えるのは二の次という意識に転換することで気持ちが楽になり、自然体で仕事に取り組めると思います。

次に、仕事を覚えてしまった後の人間関係への影響です。

仕事をある程度覚えてしまえば、上司や先輩が熱心に指導してくれることはほとんどなくなります。
それでも自分では処理し切れないこと、わからないことは出てくるものです。

そんなときに淡白なコミュニケーションに終始していますと、皆それぞれ忙しく仕事をしていますから、聞きにくい感じになってしまいます。

それも初期のうちにコミュニケーションを重視していれば不要の悩みとなります。


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