犬のフンは持ち帰ってください

住宅地を歩いていますと、

「犬のフンは持ち帰ってください」
「犬のフンお断り」

といったメッセージをしばしば見かけます。

ペットのフンを持ち帰るというのは、ペットの飼い主として当然のエチケットだと思いますが、このようなメッセージが出ているということは、そうなっていないのだとわかります。

想像するまでもなく、家を出たとき、そこに犬のう○こがあったら最高に気分が悪いでしょう。

「犬のフンお断り」

のメッセージを出したくなる気持ちもわかるというものです。

では、それでこの状況が改善するのでしょうか。

改善するかもしれませんが、改善しないかもしれません。
つまり、ずっと警戒していなければならないということです。

だとすれば、

■どうやったらフンが放置されずに済むか

と考えるよりも、

■フンが放置してあっても怒らずに平常心を保つにはどうしたらいいか

と考える方が賢明だと思います。

私が思うに、この問題は、フンが放置されているということ自体にあるのではなくて、フンが放置されていることによって、怒りの感情がこみ上げてくることにあるのだと考えます。

要するに、それを何とも思わなければいいということです。

家の前に犬のフンが転がってて何とも思わないというのは難しいかもしれませんが、おそらくその方が幸せになれます。



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